「短編 恋」を含む小説

　美しき不遇の王子と、それに翻弄される元気な姫君の、少し歪んだ恋のお話です。

死に至る病に冒されている主人公〈ぼく〉は、静かな白い部屋でひとり、その時を待つ暮らしをしていた。 ある日のこと、どこからか聞こえてきた歌声に惹かれた〈ぼく〉。歌声の持ち主に出逢…

これは前作『《短編》猫舌さんのコーヒーじゃらし』の前日譚のようなものです。 まだ、そちらを読まれていない方はこちらから↓↓↓ https://kakuyomu.jp/works…

15歳の春、僕はVR空間に設置された高校に入学した。 そこで隣の席になったアイという少女に恋をした。 だけどアイにはとある秘密があって――。 少しだけ未来の世界のお話です。

バレンタインをテーマにした短編を考えていたら、たくさんアイディアが出てきたので一つにまとめました。 恋愛あり。アホな話あり。全5話となっています。

恋の始まりは唐突に、なんの前触れもなく始まるものだろう。 そして、その恋はどう紡がれて行くのだろうか。 これはいろんな恋の物語。

「うんそれ。そういうの可愛くていいなって、オレは思うんだけどね」 にへと笑う彼の顔は子供みたいで、妙な弾み方をする心は何なのか。 「と。そういうつもりなので、よろしく」 よろしく…

ニューヨークの古着屋で働く「僕」は、運命の人なんて信じていない。しかしある日、行きつけの喫茶店で見かけた男性のことがやけに気になってしまい……。

男勝りで素直になれない女子の、心の内。

僕は、向かいのビルの清掃員さんに恋をしている。 早速熱い想いを伝えようと、ありとあらゆる口説き文句とプレゼントを携え、彼女の元に向かったのだが……。 告白したいリーマンとただ掃…

瑞々しくて、若々しい、希望に満ち溢れた二十歳の頃。私は日が燦々と降り注ぐ、西海岸の港町にいた。 忘れることのできない、海を隔てた先の相手との恋のはじまり。

読み合い企画で出会った短編に感銘を受けて、短編での心情表現に挑戦したものです。 リアル八王子くんには久しく会ってないので方言がうろ覚え…(。> <) 応援、コメント、☆ミ、感想、…

清少納言が書いた枕草子。春は明け方が美しく、夏は夜、秋は夕暮れが美しい。そして冬は朝が美しいという有名なフレーズがあります。そんな各季節の美しい時間に恋が進展したら、というテーマ…

　幼馴染みがいた。いつも一緒だと思っていた。だからそれを形にしたくてバレンタインデーには準備をしていた。 　これはそんな私の恋の話だ。

風邪を引いた私（徳梅聖流　24歳）のもとに、彼がお見舞いにくるみたい。 だけど……。 全2話。約4,000字。1,2分でさくっとお読み頂けます。 この物語は独立した短編ですが…

未知のウイルスの出現から10年。 最悪の場合死に至るこのウイルスを、人々はいまだに根絶できずにいる。 私の「ほんとうの顔」を知るのは、家族や恋人など、親しい者だけ。 そんな世界…

彼は感傷的に話す。あるいは彼女が淡々と語りだす。友人は冷静にその話を聞いてる。 セラピーにもならないたわいもない2人のやりとり。とあるカフェでのお話。

ほんの少しばかり倒錯した恋の始まり

学校一のモテ美少女、白崎 結衣(しらさき ゆい)。 俺の席の隣だけど、俺はほとんど話したことはない。 確かに可愛いし、ほんっとモテるし、でも真面目なタイプだと思うし……俺とは接…

「クリオネ」「プレゼント」「浮気」の3ワードをもとに執筆した三題噺短編