小さな恋と枕草子

作者の感性に拍手。

枕草子からの恋愛は、斬新です。

まあ、私は春だけは、ちょっと違ってるんですが。

え？何がって？

じつは、『春眠暁を覚えず』派です。


春は、ずっと寝過ごしたいので。

ヨキニハカラエじゃ。

季節とともに、景色は変わっていく。季節は変わっても、……季節が変わるからよりいっそう、二人の恋は魅力的だ。
枕草子が語りたかったことって、こういうことだったのではないかしら？という、優しくて風情あるお話です。