「かけない」を含む小説

　昔、勇者と魔王の戦いがあった。 　選ばれし七人の勇者と人類は必死に魔族と戦い、たくさんの犠牲を出しながら、ついに勇者アクトが魔王ギギアのもとへとたどり着く。 　世界を巻き込…

2060年、世界の犯罪等は全て人間のストレスによるものと判明。 世界の企業、エンジニア、科学者、技術者が力を合わせて誕生したのが自律神経安定装置OASIS。 人々は国からOASI…

　最終決戦の場、勇者は魔王を追い詰め、その胸に聖剣を貫いた。しかし、すでにその場は崩壊しかけており、このまま皆がこの地で死ぬのかと思った時であった。 「大丈夫です。私の命をもって…

全２話。 少々先の未来、人類は何度目かの滅びかけた後、コロニーで平和に暮らしていた。ゆるくて何もないフランツとスワニルダの生活。 シリーズ：SF集

1988年の夏の夜、米軍基地のメインゲート前に立つ睦美は、声をかけてきた派手な美人に強引に飲みに連れて行かれ、記憶がないまま一夜を明かしてしまう。 その女性は玲子と名乗り、睦美が…

　奴隷として生まれた男は自由を知らず、農園で道具の修繕係として生きていた。 　彼は主人一家のご令嬢への恋心を秘めながら、自由の意味を探していく。

趣味がネトゲの不登校高校生コヤマはある朝、目を開けると子供になっていた。 なんとコヤマはダークファンタジー系ネトゲ世界に転生したのだ。 そして、自身を呼ぶ名にコヤマは驚愕する。 …

とある年末。大学生の白河くんは実家に帰らずにのんびりと過ごしていた。 白河くんには人間として憧れている男性、遠野さんがいる。 白河くんと遠野さんは、文庫本の貸し借りをして交流を深…

人里離れた森の近くに私の家がある。 おじいちゃんと私で暮らしているその家は。 すっごく不便だけどすっごく快適だ。 おじいちゃんはすっごく嫌なことがあって わざわざこんな車で街ま…

書きたい、書いてみた、自己満足なお話を取りあえずおいとく場所です。そういうのが増えてきたからとりあえず。あべこべです。書きかけも多いです。 ジャンル複合。どぎついのもあるかも。他…

家永万由里は無人の屋敷に住まう幽霊である。 屋敷から出られず、毎日食べることができない食事を自分で用意して捨てる毎日を続けここを病みかけていた。 屋敷は幽霊騒動で恐れられて、誰も…

先日コンビニのレジ前に並んでいたら… 初老のオッサンが「パイパイで」なんて言ってた。 並んでいたお客はシラーとしていたが店員の方は「ハイ、パイパイですね～」なんて悪ノリしている。…

いつか作りたい18禁ADVゲームの序章のみ。 掲載分から先はNTRエログロ尊厳破壊があるので載せない。 ニコイチカップルモノです。 舞台は一回文明が消えかけた未来の地球。新生国家…

森嶋歌帆は17歳の誕生日を今日迎えた。 1ヶ月前の9月。夏休みの失恋を引きずって泣いていた歌帆は、朝のさくら川で声をかけられた。 それが蒼くん。 両親とも医者。 けれど、彼の外国…

「あんたの妹になるなんてねーわ。きっまず……」 　国枝ハル。重度のオタクにして、おれがかつてフラれたギャルだ。そんな彼女が義理の妹になるなんて思いもしなかった。 　おれとハル…

　突如降臨した魔王を討つ為に、王の命令でこれまで何人もの勇者が排出された。 　しかし、その全てが魔王に辿り着く事無く、志半ばで死んでいった。 　そして、主人公アルバスもまた勇者…

昔、夢日記をつけていた時期があった。 支離滅裂な単語から、徐々に解像度が上がっていくのは何とも面白い。さらに夢占いにかけてみることも毎日の楽しみだった。 飽き性の私は、自分でも気…

　椅子の上で、私は「んんん」と間の抜けた声を出して伸びをする。 「なんかお腹空いたね」 　大きな寸動鍋を火にかけながら、鉄子が笑った。 「お鍋なんか使うから余計にね」 「糊もおい…

都内で起きた密室殺人。 被害者が殺された寝室には、二重に鍵がかけられており、さらにその隣で奥さんが寝ていた。果たして犯人は……。

【書籍版タイトル：総務課の播上君のお弁当　ひとくちもらえますか？】 「メシ友」。同期入社の播上と清水の関係は、そういう呼称から始まった。 料理好きの二人が一緒にお弁当を食べたり、…