「そんなことより」を含む小説

鬱や体調不良で専門学校を自主退学した。 これからどう生きようか、そんなことを考えて 繊細で向こう見ずのHSP/HSSという特性を生かし、 意識高い戯言を残していこうと思う。

　同級生の女の子から告白された。ほかでもない、愛の告白だ。本来なら、意中の相手がいない今、私は断る理由がない。そりゃあ偏見くらいあるだろうが、そんなことは、はっきり言って問題では…

月は欠けていて、ずっと昔からそうだったかのよう。それはこれからも。 どうして欠けていることを知っているのかな。欠けていない月を見たことがあるかのよう。 たぶん、みんなが知っている…

笑いと涙の立役者、ボスに捧ぐ。 キミが居なければ、この旅はきっと……。 あ、そんなことよりポンコツボスが大好きです。

ミライさんが残したものが、たくさんの奇跡を得てかばんちゃんの物語になった。 カメラマンとしてジャパリパークを旅した“私”が最後に願う、その結末の物語。残してきた願いが叶って、ま…

「お願い。この恋が認められないのならば、いっそ私を誘拐して」 　ぼくの恋人である高橋萌音は潤んだ瞳に、すがるような、だけど期待とワクワクを秘めて、そんなことを言ってくれた。 　…

あらすじ Ａ.Ｄ. ２０２９。前世紀の最後の大戦以降も、世界の戦争・紛争・内戦は、様々な理由で行われ続け、その形態も、生身の兵士による直接的な戦闘から、機械兵器・ロボットなどの無…

あの敗戦や経済危機、あの事故や経営危機は、もしかしたら防げたのでしょうか！？ もしもあなたが世界を動かせるとしたら、どうしますか？　そして動かされる方になったら？　 ＴＶドキュメ…

＊この小説は｢小説家になろう｣様にも掲載されています＊ 俺、お坊ちゃま生まれのお坊ちゃま育ち。 何の不自由もない生活をしていた俺はある日、夢を見た。 目を覚ますと、俺は寝かされ…

　世界が終わった？いいえ、人類が終わりました。 　遥か未来、予想されていたほとんどの地球滅亡のシナリオは回避した人類。しかし、人類の文明の大半は滅び去った。 　そして文明人と…

１話～数話で完結する短編を思いついた時思いついたように書いていきたいと思っています。 ジャンルは雑多で、どこかの誰かが感じている、考えている、思っているかもしれないような、そうで…

　ある日、世界が重なった。 　テレビやマンガではおなじみのこの出来事、本当に起きたら世界はやっぱり混乱した。 　俺たち若者は柔軟性に長けているのですぐに慣れたが、頭の固い大人たち…

知ってほしいこと、知りたいこと、知らなければならないこと。 私たちには多すぎるのかもしれない。 誰がそうしたのかはわからないけれどそんなこと関係ないの。 私たちには関係のないこと…

東京都第２４埋立地。通称”第７実験島”。未成年だけしか降りられない島だ。 そこは生徒たちがそれぞれで仕事をし、生活を送る。 大人からの支配や、成年者からの抑圧やインモラルから守ら…

10分程度で読み切れる短編です。 フリーのサウンドノベルとしても公開しております。 http://novelgame.jp/games/show/275 とあるウサギ少年とオオ…

2011.3.11……東日本大震災…… あの大津波の映像を見ながら、これは絶対に忘れるはずはないと思っていたのに、3年後の2014年……、カーラジオから聞こえたパーソナリティの…

　月の綺麗な夜、僕はするはずもないと思っていた一目惚れをした。 　問題があるとすれば、出会ったのは僕の部屋で、彼女は不法侵入者。おまけに快楽殺人鬼。加えて僕の両手を切り落とした。…

彼は寿司が好きだ。けれど、ただ寿司が好きという訳ではない。 私は彼が好みそうな寿司を出す店を、今日も探す。 毎週、毎週、そんなことの繰り返し。 好きだけではいられない、お付き合い…

――時は、2017年1月。 上司から思わせぶりな感じで昇進チャレンジ失敗の通知を受けた野郎が一人。 野郎は考えた、ここでナニをアレしたら男が廃るのではないかと。 そして、寝る前に…

　いつだって世界が終わることを望んでいた。でもこの退屈な世界はそんな簡単に終わってはくれなくて、終業式の朝、息苦しいあの町を飛び出した私は真夏の東京を生きる。渋谷の街でファミレス…