「開けて」を含む小説

　新選組副長・土方歳三は、文箱を新品にした。 　しかしこれが、思わぬ噂を招く。 　中身を唯一知る、一番隊組長・沖田総司はこの噂を面白がるのだが、平隊士たちは戦々恐々で…。 　はた…

学生の浦見燈真は、ニョルズ王国の姫にして聖女のステュクスに異世界召喚された。ニョルズ神に付与されたスキル『竜の射手』を使って、聖女ステュクスとその聖騎士団と共に竜魔王ペンタメロー…

家の中にいつの間にか現れる奇妙な白い箱。中に何かが入っているようで、だけど開け方がわからない箱。やがてパズルのように綺麗に組み合わせられることがわかった。 気持ち悪さは日々増して…

KAC2024第三回お題『箱』参加作品。 冒険者諸君、『箱』で何を思い浮かべる？ そうそう『宝箱』だよな。 当たりか外れか、開けて見なけりゃわからない。 『宝箱』には夢がつまって…

その箱は、開けてはならぬ黒い箱。

異世界から招かれて世界を救った男は元の世界に帰還した。決して開けてはならないと釘を刺された宝箱を手に。 KAC2024の第三回お題参加作品です。

仲良し三姉妹のお話 「呪いの箱よ。開けた人は……精神崩壊する可能性もあるって話」

彼にとってその箱は恐怖の象徴だった。神主の一族である彼にとってもその箱は得体のしれないものだった。 彼女にとってその箱は自分の夢を叶えてくれる存在だった。彼女にとってその箱は自…

KAC20243 参加作品

不老を授かった男が、全てを破壊しながら突き進むバッファローの群れから人類を救えたかもしれないお話です。

　私の名前は空海。青い空と青い海の様に美しくあってほしいという母の願い、らしい。私にはよく解らなかったが。 　そんな母が、私が物心付いた頃にこんな事を言っていた。 　『決して箱を…

新宿の路地裏で、怪しい男女が秘密裡に出会う。 そこで男から女に手渡された、ひとつの「箱」。 厳重に封印された「開けてはならない箱」とは一体･･･

父の身辺整理を手伝っていたとき、倉庫の奥で見つけた木箱の話。中身は父にとって、忘れられないものだった。

人の幸福は一瞬で燃え尽き、不幸は度々燃料を得て燃え続ける。 だけど本当は半分半分。 ありきたりたりだが、開けない夜はなく、止まない雨はない。冬もいつか終わり、春が来る。 考…

ポーラはクラスメイトで友達のボブから授業で作ったびっくり箱を渡される。 最初はいらないと拒否したポーラだが……。

【KAC20243】今回の授業内容は「宝箱の開け方」について。 馬鹿正直に開けようとすると痛い目を見るから注意するように。 １限目は解錠は例の一つとして、他に可能な開け方を紹介す…

鍵のかかった大きな箱は開けられそうになかった。 刑事の雅彦と事情をきかれていた将生はその箱の前で問答を繰り返す。 私の罪はなんですか？ 将生の質問に雅彦は答えられない。 こ…

普段から言いたいことや思ったことを心の箱にしまうような生き方をしている女性。彼女は、夢の中でその箱からカギを探さなければいけなくなってしまう。

KAC20243 「箱」参加作品 主人公　宇良島太郎が、ガンで亡くなった妻　姫子の大事にしていた箱を開けてみたら‥ 登場人物 主人公 宇良島太郎　30歳　会社員 ヒロ…

祖父の遺品整理中、物置から禍々しい箱を発見。既に開けられた形跡のあるその箱の中身は何なのか——