「沈黙」を含む小説

口をつぐんでしまったんだ。（※重複投稿しています）

戦場は巨大病院―― ロックドイン・シンドロームで入院中の刑事は、娘の汚名を晴らすためにテロリストに立ち向かう。 「このミステリーがすごい！ 大賞」予選　& 「日本ミステリー文学…

「ようこそ、最果ての園庭へ。君で――1万7217人目の到達者だ」 ごおんという鐘の音が響き、どこまでも真っ白な空間の中、目の前には執務机についたどこか聖職者を思わせるような服装の…

エッダの歌は花を咲かせる エッダの歌は花を殺す 沈黙を課された少女、エッダ。 エッダを気にかけてくれるのは、村を治めるクラウゼ家の娘ユリアーナただひとり。 しかし、ユリアーナは…

俺はいま、高校に通いながら、二十歳の女性をひとり扶養している。澄川良子という。 何事につけても、職責か何かのごとく返事をする人だ。自分を誰より下に見る人だ。何もよく話してくれない…

肉体と精神が分離したような、この不毛な状況を、心のありようを、吐き気と諦観を以て持て余す。 恋を厭う若者が、自身の現状をただ独白する。 © 2021 Tsuchimikado…

　私、桜塚菫は、朝、目覚めると隣にいる眉目秀麗な男に目をやった。 　彼の名は『ブルーノア・ガイン』伯爵。 　だが、彼には裏の顔があって、暗殺ギルド【沈黙のメシア】のマスターな…

「わ、私…………」 緊張からか、震える声で言葉を紡ぐ。 「私、綾小路君が好き…………です」 「────」 まさしく青天のヘキレキ。 まさか告白される日が来るとは夢にも思っていませ…

青春×現実世界×異世界×BL×情報 異世界を統べる「大罪」、現実世界を守る「協会」、両者から情報を得る「機関」、 そんな三つ巴情報系、異世界交流物語 異世界と現実世界の水面下の…

終戦後、謎のドローンの空爆の中、コレギマ国軍のカル少佐は二人の民間人と出会う。 空爆でレナは恋人を失い、マーシは夫と娘を亡くしていた。 二人を守りながら放浪する先で出会った少女は…

　幾千、幾万とある『物語』の世界を隔てる沈黙の霧――。 　その中を渡り歩く旅人たちがいた。 　物語を『あるべき姿』へと戻す――調律という力をもつ『語られぬ英雄たち』。 　物語に『…

　戦争が終わって半年程── 　しかし、終戦の無線連絡が各部隊に届いてから、何も動きは無かった。 　戦勝国がどこなのか、その後の撤収──何も指示は無い。 　命令で動くのが軍隊。勝手…

地球温暖化によって熱帯雨林と化したアメリカ。そこは脱走した殺人類人猿ひしめく魔界だった。連邦捜査官のクリスは、サーカスを脱走した殺戮オランウータンを追って、最悪の殺人ゴリラ、ハン…

2021年、実業界に激震が走る！東証の上場区分が劇的に変わるというのだ。主人公、篠塚忍は上司の命令で会社のホームページ上に、ある偽のＩＲを流す。株価は次の日からおよそ８倍にも達し…

その町は東西に伸びる大通りを中心に、東に巨大な工場、西に墓所と呼ばれる場所がある。町の人々はカウントダウンが始まると、次々に墓所へ向かっていく。工場に勤める管理係のデイの仕事は、…

その森には、〈魔女〉が住んでいる――。 宗教改革によって、世話になっていた教会を逃げ出すはめになったアルドとブレンの兄弟。森で行き倒れた幼い兄弟に救いの手を差し伸べたのは、〈森…

あらすじ：美樹の野辺送りの道中で、哲夫はこの町で独り暮らしを始めた最初の一日を回想する。その日、何かに導かれるように市内の禅寺を訪れた哲夫は、アカマツの林の中でエメラルドグリーン…

沈黙を司る神様は読書に夢中だが、耳鳴りを司る神様はサイレントに夢中だ 大幅に加筆修正したいのに進まないので一先ずアップしています

ある日突然世界は死者で溢れかえった。

酔った勢いでえっちなことしちゃった相手を好きになってさあ大変、な話です。年下×年上。直接的な表現はありません。が、全年齢にするにはちょっと……な内容なのでレーティングしています。…