WorldDown〜沈黙した世界〜

ほむっち

チャプター1:OutBreak

この世界が急に変貌したら皆さんはどう思いますか?愛する人をも奪い、当たり前が当たり前では無くなるそんな日が...そして愛する人があなたを襲った時あなたはトリガー弾けますか?




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2012年 9/28


「はい、では皆さん今日の古文は源氏から読んでいこうと思います。」


いつものように教室一帯に鳴り響く先生の声。


今日は金曜日か、、、


あと一限頑張れば明日は休み。


俺は欠伸をしながら窓の外を見ると、、、


なんやらフラフラした男が校門をまたいだ。


警備員が慌ててその男をとっ捕まえて説教し始めたその時....


「あぁあああああああああ!!!!!!!!!」


悲鳴


そうフラフラしていた男が警備員の首に噛み付いてそのまま警備員は動かなくなった。


おい、嘘だろぉおい.......


こんなのって...


やべぇぞこれは。


俺はそう思いながらもその光景を観察し続けた。


そしてあるひとつの可能性を浮かばせた。


「うぅうううう。」


唸り声


あぁ...最悪だ。


今自分の目の前で起きていることに驚きを隠しきれなかったが、俺すぐさま授業を放り出して図書室にそして家庭科室へと向かった。


そこで手に入れたものは包丁と本だ。


俺はまず本を腕に巻いて包丁を構えた。


クソっ奴らが入ってきやがった。


廊下から聞こえる叫び声。


俺は家庭科室の窓を開けてすぐさま校門裏口から出ていった。


クラスの奴らは俺をきっとクソ野郎と思うだろう。だが現実にこんなことが起こっちまってはしょうがない。


近くに人間が少なければ少ないほどいい。


リスクが減るからだ。


俺は直ぐに銃を探しに行った。


なんでか?ってそれは俺が銃の扱いには慣れているからだ。


....地獄だ。


俺の町は一瞬にして地獄と化した。


屍が人襲い人間は極限状態陥り同種を殺してでも生き残ろうとする。


俺は倒れている警察官を発見急いでシェルダーの中の拳銃を抜こうとしたが...


動き出した!!!!


俺はすぐさま手に持っていた包丁で頭刺した。


ふぅ...危ねぇ


油断ならねぇな。


警官の銃を見ると中にはたった1発しか弾丸は残っていなかった。


おいおい、俺に自殺しろってか。


そんな冗談は置いといて俺は1度家に向かった。








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