「吸血鬼の短編」を含む小説

　アラサーハゲ無職、上梨羽毛田は、髪を生やすために訪れた神社で神様、いや、髪様に出会い、なりゆきで異世界転生する事となった。 　しかし、この世の中、無料とチート能力といった都合の…

人間の少女『ユイ』は、吸血鬼の少女『ナギ』と、吸血の契約を交わしていた。ユイがナギの身体を好きに傷つけ、その代わりにナギはユイの血液を満足できるまで飲むというその契約は、彼女たち…

『掟』を破ったことで追われている吸血鬼の女、エリ。エリは国外逃亡しようと忍び込んだコンテナ埠頭で、純白の少女に声を掛けられる。少女は『掟』を破った罪人を始末する『処刑人』だった。…

西暦２５１０年。当時６歳だった直彦は、おじいちゃんに「吸血鬼」のことを教えてもらう。しかしそんな名前の怪物は、記憶にも記録にも存在していなくて……？ 語り手にとっては「現代ファ…

　その日、ボクは吸血鬼に出会った―― 　吸血鬼に魅了されたボクが、吸血鬼エステルを虜にするまでの七日間 ※小説家になろう様にも掲載中です

大学二年生の綾田は忘年会の帰り道に美しい女性吸血鬼を拾った。そこから始まる奇妙な同居生活。大学での交友関係も上々。生活も満ち足りているはず。しかしこの落ち着かない気持ちは何だろう…

拾ってしまった場合。 第一回角砂糖短編小説大賞参加作品。

会社でお荷物、恋人には振られた廃棄物な僕は怪しい黒髪のオネエ口調の男性に声をかけられる。 連れて来られたのはアパートの一室。 そこにいたクリーム色の男性に僕はタクと名付け、僕…

私は誰よりも美しい──今日も今日とてクラブに行き、寄ってくる猿どもで遊んでやる。そんな時、とある一人の白人が声をかけて来た。

※注　某名作ラノベの題名っぽい名前にしてみましたが、関係はまったくございませんｗ 　気がつけば、長編・中編・短編含め、カクヨムにもけっこうな量の作品をUPしております。 故に作…

　捜査一課に所属する刑事、銀子愛乃（かねこめい）は、とある日の休日に恋人であるショーコを待っていた。しかし、待ち合わせの時刻を過ぎても一向に現れず、電話も通じないショーコに不安を…

土倉亨子（はくらあきこ）は、建設会社に勤める二十四歳の女性だ。 上司からの信任厚く、後輩からも慕われ、ちょっと男勝りで暴力的なところも含め頼りにされていた。 いや、頼りになりす…

僕は、放課後音楽室へ行く。 そこで待ち受ける出来事がどんなものかわかっていても、抗えずに――。 男子中学生を惑わす魔性の女教師、その正体は。

赤ずきんと呼ばれる赤い髪の少女は、自分は呪われていると言った。 狼に姿を変えて正体を隠していた訳あり吸血鬼と、破幻の魔眼を持つ少女が出会うお話。 ここにおまけ的な自作語りと設…

――厄。 それは現代における不可視にて不可思議な現象。 厄に魅入られし吸血鬼――有栖川。 厄を祓う役目を背負う妹――美衣。 厄を祓う役目を背負ったはずの役立たずな主人公――香坂…

　主人公の『私』は月見の帰り道、公園で日焼けをしていた全裸の美しい吸血鬼に出会う。 　話を聞くと吸血鬼の日焼けコンテストがあるらしい。 　吸血鬼と話しながら、『私』は現代社会の吸…

吸血鬼（ヴァンパイア）と呼ばれる存在が、どのようにして生まれたのかを考えて思いついた短編。それは「死に最も近いもの」でありながら、「決して死に交わらないもの」…… ◆◆◆ 自分が…

学生の亜梨紗が住んでいる街では、半年前に行方不明事件が多発した後、動物の不審な死が続いていた。ある時、世界には異種族が存在しており、事件の犯人は吸血鬼である、という情報が出回る。…

あたしなんかじゃ、絶対に釣り合わないのに。 どうしてあの人は、あたしを連れて歩くんだろう。 今日、あたしはそれを、知ることになるらしい、です。