始まりの吸血鬼

吸血鬼（ヴァンパイア）と呼ばれる存在が、どのようにして生まれたのかを考えて思いついた短編。それは「死に最も近いもの」でありながら、「決して死に交わらないもの」……
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自分が書こうと思った吸血鬼モノの現代ファンタジーのベースとして書いたお話。本作で言う吸血鬼は、墓から出てきて生き血を求めるゾンビとかキョンシー的なものではなく、現代で流行ってるお城でひっそり生きてる系のバージョンです。ちなみに筆者はThe VampyreとかDoraculaの原作はまだ読んでません……
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数学的に計算すると、ヴァンパイアの食事が月一回だとしても、血を吸われた人間がそれぞれヴァンパイアになってたら、人類は数年から数十年で絶滅するんだそうなｗ 噛まれた人間がみんなヴァンパイアになっちゃうっていいう設定は、やめておいたほうがいいですねん。