「不思議なこと」を含む小説

【KAC202210】お題「真夜中」 真夜中の大学、美術館、水族館を清掃して回るひとびとを描いたお話です。真夜中には不思議なことが起こると思います。

真夜中に目が覚めてしまった私は、コンビニ帰りの公園でとある男女を見かける。

早夜子は現実主義者だ。 なぜなら、早夜子自身が何ひとつ不思議な経験などしたことがないから。 だが、ある満月の夜。 早夜子は不思議な体験をした…

　黒魔術があったら呪い殺したいくらい憎い人もいるしね。本当に心の底からあの人だけは呪い殺してやりたい。私の大事な彼を奪っておいて、平気な顔していろんな男達をはべらかしているもの。…

これはとあるターミナル駅でのお話。 「おいおい、やっべー。あっち見ろよ。テレビで言った電車入ってきたぞ。ほらほら」 「おっ、マジだ。ねえねえお父さん。写真撮りに行っていい？」 …

KAC第七回お題　出会いと別れ 何でも書けそうで、だからこそテーマをきちんと定めないと空中分解しそうなお題…… 真っ先に脳裏をよぎったのは蝉丸の和歌でした。 これやこの行くも帰…

この世とあの世の狭間の世界、幻(ゲン)。そこへ1人の青年がやってくる。不思議なことに、自分の名前もここへ来た理由もわからない。本当の自分を取り戻すため、鍵となるある職業に就く。 …

とある街にある、とあるBAR……。 そこは、一風変わったBARで、朗読や語りを提供するBAR、飲み屋で巻き起こる不可思議なお話。 主人公は、BARのマスター語り部であったり、バー…

料理が嫌いなわけではない。 ただ、僕が住んでいる火星には鍋がないのだ。 火星では料理をするということを誰も好まないから。 その代わりヤカンを鍋にかけるとラジオが流れはじめる……そ…

8のつく歳に人生の節目が訪れるある女性の一生。 KAC2022参加作。お題が「88歳」だったので漢数字ではなくアラビア数字で表記しています。

本当はこんなにすぐに文章にすることではないのかもしれないけど。 ごめんね、僕は物書きだから。

あの人を生かしておいてはなりません。世の中の仇です。私は、あの人の素性を知っています。すぐにご案内申します。ずたずたに切りさいなんで下さい。私はあの人の素性を知っています。あの人…

とある田舎を走る小さな鉄道。この鉄道にはちょっと不思議なことがあるらしい。 数駅だけを結んでいる鉄道のため保有車両は１両編成が2本のみなのだが……そのうち1両の車両は乗る人によっ…

妻が不思議なことに亡くなり、子供は自分のものではなかったので、必死になって屋上に来て迷わずジャンプしました。 復活後、死神は私に千日を与えてくれました、そして私はかつて私が持って…

異世界系・・・それは現代日本で人気になっているラノベ小説のジャンルの一つである そしてここにその異世界系のラノベ小説を読むのが好きな男子高校生が一人いる。 その男子高校生は勉学…

先日、新型コロナワクチンの3回目接種(ブースター接種)を行った。2回目接種の際には酷い目にあったので万全の体制で臨んだところ……何かおかしい。1日おきに体調が悪いのである。 今は…

ノベプラでも公開中。短編をまとめたものです。 【今のお品書き】 月の日の話･･･思い出と少し不思議なことが起こる話。 『お客様』は神様です･･･天使の仕事は大変です。

親を亡くした主人公・花野風夏はもうすぐ19歳。年の離れた弟・夏空(0)と二人暮らし。両親の形見である小さな花屋を継いで、何とか生活を繋いできた。 ある日、変なお客がやってきて不…

主人公、ラティシア・オルクロックは祖父が亡くなったときに壊れた大きな時計を直してもらうため、王都の凄腕時計製作士のもとを訪ねに向かった。……が、その途中の森の中で魔物に襲われる。…

　この世の楽園と呼ばれる美しき花の都。その都は一晩の内に魔境となった。それを成したのはどこからか現れた強大な悪魔。花の都を蹂躙し、生きとし生けるものから恐怖を食らい、生気を奪うそ…