「それもいいよね」を含む小説

出勤途中、僕は路地裏で倒れていた金髪の女を発見した。 無視したら、その女は自宅に侵入して住み着いてしまった。 それから、僕の運命は変わってしまった。それがいいことなのか、今の…

ソルティレイユの領主クリス・フォン・ヴァーリは社交界の貴公子と称される美青年であり、その優秀さから若くして自領の発展にも貢献している誰の目から見ても明らかな完璧人間であった。 だ…

まあ、落ち着いて欲しい。 とりあえず「赤いきつね」と「緑のたぬき」でも食べながら、これから語られる残酷なまでの真実に耳を傾けてくれ。 いいかい、話すよ。 ……ところで君は「赤…

1日あれば、ご飯が食べれて、お風呂が入れて、学校を挟んでも、ゲームに漫画にアニメも見れちゃう。 それが何千何万もあるんだから、人生って少し面倒っかったんだ〜 だから、これでいい…

唯々、旨い物を食って美味しい酒を飲む。それでいいじゃあないか。 出会ってしまった訳ありの人物、その他友人等と共に移り変わる季節を愛で、行事を楽しむ。まあ、そんな感じ。 「ぐだぐだ…

なんかさぁ、小説って全部読むのメンドクサクね？　目は疲れるわ肩はこるわ、最後のオチがつまらなかったら時間の無駄じゃん？　だからさぁ、物語なんて、＜設定＞＜あらすじ＞＜最終回＞だけ…

※この作品はバカです。 〇あらすじ〇 　世迷い様。 　土着信仰の流れをくむその神様は今もオカルト好きの若者の信仰により生き永らえていた。 　曰く『どうでもいいことで人生に絶望し…

婚約者である王子の婚約パーティー、そこで突然【豪傑令嬢】と罵られて婚約破棄を言い渡されたクリス・コーネリア、二十歳。 　婚約者の隣には可愛らしい女性が立っている、なんでも彼女はこ…

【予告編】 　スマートフォンに封印された魂、ヴィオレッタ。 　彼女の救済、その儀式まであと一歩――のはずだった。 『“最後の一体”を取り逃がしたのはまずかった』◆クリムゾン◆…

日記を書くという習慣がなかった。 という訳で備忘録的にここに残すことにした。 タイトルの意味は俺が好きな作品のタイトルから一部もらった。 もらってきたタイトルの元ネタがはてなダ…

　ここは箱庭の世界。 　各同盟、キングx1、クイーンx1、ビショップx2、ナイトx2、ルークx2、ポーンx8、あわせて16人。 　全ての英雄が集結する場所。 　願いを叶える…

これは長い長い終わる事のない物語

自殺 それがいいことなのか悪いことなのか 私には判断はできません ただ私はこの話を通し何が正しいのかを 一緒に考えてほしいだけです

君はそれでいい。だからずっとこうしていられるんだから。

二人で暮らす兄妹とその幼馴染みの日常のお話。 ちょっと変わっていることと言えば妹は兄が大好きなのです！ ※小説家になろうにも同時掲載しています

気付くと“僕”は壁に囲まれた小さな街にいた。 巨人でも乗り越えられないような高い壁に囲まれていること以外、特に何の変哲もない街。 その小さな世界が、僕にとっての全てなんだ。それで…

ユーク・システィーナ。そう自分の名前を呟いて、生きていることを確認する浮浪児は、今日も今日とて太陽を避け、ごみを漁る。彼女の周りはいつも通り。彼女の中の世界が平穏であれば、それで…

幼い頃に姿を消した父親、病室で鼻歌をうたう母親。彼らは今日も、息子を忘れてどこか遠くを見て過ごしている。それでいい。それが、いい。そんな風に毎日を思い過ごしてきた澤野　想(さわの…

　まさかこの領内に、あの恐ろしいドラゴンが棲み付くだなんて── 　アリシア・ロマーダ伯爵令嬢は、つくづく自分は運命に見放されていると思った。 　古からの慣わしにて、領主の娘は…

ここは仙崖郷。 人ならざる仙が住まう閉ざされし楽園。 「私、仙鬼になるの」 そこで「仙鬼」と呼ばれる名誉職を目指す少女、ランジェは修行ため未開の地へ訪れる。 その場所で、…