「短編(？)」を含む小説

休みの日に恋人とイチャつくお話。

夜のコンビニ、薄暗い喫煙所でいつも同じ時間に顔を合わせる先輩・国島。友人ではないけれども顔見知りよりは少し近いその人から、煙草一本で妙な話を聞かせてもらうようになった夜の記録です。

『吸血令嬢』マーカラはとある王国のはずれにある古城の主。 吸血鬼である彼女のもとには退治して報奨金を得ようとするヴァンパイアハンターが毎晩のようにやってくる。 ある日、マーカラの…

原稿用紙3枚に詰め込んだ短編です。 あらすじ書くと終わります多分。 夏休みの宿題で書いたものでし✏️

鷺森 花音（さぎもり かのん） 大学1年生。田舎育ちで、大学進学で親元を離れ、木々の都で一人暮らしを始めた。大学生としての日常には慣れてきたけど、幼い頃から「世界に一枚、薄い膜が…

　どこかの世界線の、どこかの社会主義国、どこかの地方都市。そこに暮らす一人の少女――ナターシャ・ユリエヴナは、日々様々な出来事に遭遇したり、何かを考えながら暮らしている。少女は日…

夏のとある日。引き籠りだった俺が遂に街へとくり出す。

主人公はアイドルの弟だったが誘拐されて女になる薬を使われてしまったぞ！　狙い通り姉そっくりの姿になってしまったんだ！ いやこんなのつらすぎる、死んだようなもんじゃないか。でも俺は…

幼なじみの紅美と真青はすぐ、些細なことで喧嘩になる。 一緒にいる時間が長すぎて、素直になれない。 大学進学のために上京する紅美は、真青に想いを告げようと決める。 “幽霊が出る”と…

人間の本に棲むシェリーは、まだ人間を知らない。本を読む白猫のルナと過ごしていたら、ルナが暗い過去を話し始めた。何だかおかしなことになってきて、シェリーは人間に会うことはできるのだ…

「私は、昨夜『罠』を仕掛けた」 お菓子を食べるのご褒美タイムが日課の森山菓乃。 一ヶ月前から大好きなお菓子の数が減っていることに気づき、ハロウィンの夜犯人に罠を仕掛けることに。…

「お前との婚約を破棄する！」ヘンドリック第一王子の宣言に、婚約相手である侯爵令嬢は微笑んだ。 「承知しました。だって夢の中の話ですもの。痛くも痒くもありませんわ」 夢？　彼女は何…

１００文字以下シリーズ、不定期更新編です。どうぞよろしく。

　◯✖️町の閑静な立地にカフェがオープンした。目玉メニューはパンケーキ。そのパンケーキの食感がなんとも言えず、食べる者を虜にしていった。SNSにあげたパンケーキがバズり、来店者が…

10月31日ハロウィン。その日は人間の子どもがオバケに仮装をし、お菓子をお強請りする日。しかし、オバケもまた、人間に仮装してお菓子を強請るのだ。そんなハロウィンに、一人のオバケが…

中学一年生の真島花瑠(まじま はる)は、夕立ちの日に「かみさま」を名乗る少女と出会う。 「ハル――わたしを、あなたのお嫁さんにしてください」 少女は頬を微かな桃色に染めながら…

マイペース兄貴が女装してから２年、受験生となったツンデレ妹の元に大学生になった兄貴がやってきた。「朱美！パンケーキを焼くぞ！」と意気込む兄貴。今から兄貴の彼女が来るらしい。ツンデ…

短編小説と詩

皆がよく知るあの物語の真相を描いたお話です。 昔々、丹後国《たんごのくに》の海沿いにある丹海郷《おおしあまごう》という郷に住む主人公が、ひょんなことから巨大な海底都市、綿津見国…