「戦記」を含む小説

人間の想像力から生まれた生物『脳獣』と、それらと戦う『脳戦士』は知らないだけで存在している。 姉を殺された脳戦士の岳流(クサナギ)は姉の仇を討つため、友人で脳戦士の弥生(アヤ)…

そして約束の二年目が訪れた。故郷の奪還のため雪山に足を踏み入れたアマーリエたちを雪山の猛威が牙をむく。ハルトマンとの再会と立ちふさがる皇帝軍。魔剣とは何なのか？その聖域のヴェール…

かつて栄えていた東亜王国では汚職や権力闘争、貧困、犯罪が相次ぎ国中が大混乱となっていた。そんな最中、突如として軍事クーデターが起こり改革の名の下、新政府が誕生する。 そして、この…

サイバネティクスの発展によってサイボーグ用の内蔵武器が作られ、機械化による原因不明の暴走事件を考慮してバイオテクノロジーで作られた生体武器は、やがて人間という器を飛び出して機動す…

　ときに西暦１８５３年、江戸湾にぽんぽんぽんと蒸気機関を響かせて黒船が来航したが、徳川幕府はそんなものへっちゃらだった。征夷大将軍徳川家定は余裕綽々としていた。 「大和に迎撃させ…

「私はただ、お姉ちゃんともう一度会いたいの。」 シーカー。それは、世界中の誰もが憧れる自由奔放で魅力的な職業であると同時に死と隣り合わせの大変危険ものでもある。 幼い頃に軽…

戦車よりも硬い装甲服“魔導鎧装”。 その中でも接近戦に特化した“ミカゲ”を纏って、独りの傭兵が戦場を征く。 もうどこにもいない仲間たちの遺志を背負って。

いじめられっ子の灰原昇太郎少年。彼は調子に乗ったいじめっ子たちに追いつめられて自暴自棄となり死を覚悟して川から身を投げた。 しかし死にきれずに目が覚めたらそこは見たことの無い自然…

侵略者に追われ、故郷を出てきた九人の《黄果》たち。彼らは散り散りになりながらも、次の立夏、《无仙城市》の港での再会を約束していた。 鉄（くろがね）もまた、ひとり追手を引きつけ、街…

ごく普通の現代人であった野網脩志が目を開けたら、そこは戦国時代だった。憑依したのは、冨樫泰俊という武将。なんと由緒正しき加賀守護の次期当主であった。しかし戦国時代の冨樫家は、加賀…

地方Fランク大学卒業間近の細見力は就職先が決まらず人生が詰みかかっていた。そんなところに「運動をすると運が動き出す」というキャッチコピーを見かけ、ナショナルフィットネスというジム…

【お知らせ】 今後の投稿計画について、こちらの記事より発表しています。（令和４年１月１日） https://note.com/master_of_alien/n/n9f7c934…

　呪術師コライダーにより蘇らせられた男、ディー。 　死者となった彼を待っていたのは空前絶後の戦いだった。 　ディーの駆る巨大ロボット──グレイヴリッターがシティのマシンを迎え撃…

そこは太陽が無く、二つに形を変える月が浮かぶ夜の来ない世界。 主人公のシュウは男の子を助けようとした瞬間、違う場所に転移させられてしまった。 転移した先は実験施設の培養液の中。そ…

中原では織田信長が長年の宿敵であった武田氏を長篠の戦いで破り、本願寺の最終要塞石山を開城させ、畿内を中心に急速に版図を広げる。信長が天下人へと上り詰めようとしていたとき、九州では…

エルフの紋章官と騎士たちを連れて辺境制覇に乗り出したアマーリエだが、まだ幼さく世間知らずな小娘に過ぎないことを誰よりも自身が危惧し、不安と迷いの中から抜け出せずにいた。初めて足を…

言能。 それは、全てに対して叩きつけられる、理不尽。 生も死も、理も秩序も、存在も虚構も、世界さえも、この一言の前には全て、意味を成さない。 無抵抗のままに、何もかもを捻じ…

「欧州大戦」後にそう呼称される戦争が勃発。 　「帝国」の隣国侵攻によって始まったソレは、帝国優位に進み帝国軍は欧州を席巻した。 　しかし「連合王国」を中心とする連合国軍が大規模反…

舞台はアクアリス大陸。ジェムジェーオン伯爵国の世子ショウマと双子の弟カズマのふたりの平穏の日々は、突然、崩れ去った。生き残るには、首都ジーゲスリードを離れて、姿を隠すしかなかった…

20XX年 海上自衛隊は、北海道で旧日本海軍の秘密造船所を発見した。 そこで、航空戦艦『蓮華』が発見され、政府は海上自衛隊の護衛艦にすることを決定する。 2年後 お隣の赤い国旗の…