「ただわたしだけが」を含む小説

子育ては自分の子ども時代をトレースする事でもあると日々感じます。 娘に感謝。

「母さん、わたしだよ」 死んだはずの娘は、いつも寝ているお母さんの夢の中で電話を掛けて来る。 そしてある日のこと。 娘は、母の子供の頃の親友だった女の子の話しをしてきたのだ・・・…

第１回カクヨム短歌・俳句コンテスト　二十句連作部門投稿作品。 新入学。学校生活に馴染めない私は、四季の花々にわたしやクラスメイトを重ね見る。 赤の中で生きる白。感情の色彩はときど…

突然異世界で目を覚ましたわたしは、何もわからないままこの世界で生きていくことになりました。

ほのかな想い——

わたしのクラスには変わり者がいる。白沢さんは席替えのとき、必ず希望して前の方に座っている。普通の女子高生のわたしには到底理解できなくて、白沢さんが何を考えているのか気になってしま…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　二十首連作部門　応募作品 テーマは「社会不安」

短歌を作ろう。こう思ったのは何十年ぶりでしょうか。 ふと閃いたのは、ヴィヴァルディの「四季」――義務教育の音楽の授業で聴く定番。 洋の東西を問わず、「四季」は芸術のモチーフとな…

帰り道、わたしは自分の死体を見つけた。 え、え、え、どういうこと！？ わたしは誰かに××されちゃったの！？ もしや幽体離脱を使えているってこと？ それってなんかすごいね……。 …

ダイエット、していますか？ わたしは体重77キロから57キロまで落としたことがあります。 ですので、どうしてそうなったかを書いていこうと思います。

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　二十首連作部門　投稿作

『だからわたしも、この一本を吸う時に、祈りを込めているの』 大好きな先輩の送別会。 碌に想いも伝えられずに落ち込んでいた私は、先輩に誘われて二人で会うことになる。 雨の気配にも、…

ゲンコツ系天然令嬢　と　復讐に燃えるアサシン元公爵令息 　断罪＆婚約破棄の場で始まった二人の恋愛劇。 　先に恋に落ちたのは、天然令嬢かそれとも元令息アサシンか！？

「レイチェル・ワグナー、今読み上げた諸々の罪により、お前を国外追放とする。そしてこの瞬間をもって、私はお前との婚約を破棄する！」 　成人パーティーの席でわたくしは、殿下に断罪追…

去年に46歳で、乳がんを告知されました。治療を続け、夫を想い、おしゃれもするがんサバイバー。 エブリスタにも掲載しています。

1年に1度、7月7日にしか会えないわたしと婚約者のお話。 転生者のわたしの愛は、お星さまが届けてくれる。 そんな子供じみたこと誰が信じられる？ でも、本当に起こったの。 これは…

水浴びをしていた結は、沢に棲む龍神から求婚される。「いっそ清らかな川になりたい」という結の願いを、満願成就してやろうというのだ。 その日は奇しくも龍神を祀る秋祭りの日だった。祀り…

　百物語の二十三番目、田川が語り出す。「ぼくの番ですね。じゃあ、先輩が逮捕された話をします」