短歌集「四季の歌」
有馬美樹
四季の歌
寒に耐え いのちを燃やす
お
***
降りすぎる 雨をカナダへおすそわけ できたらいいなと 思う
***
すすき
ひぐらしは 遠くへゆきて すずむしが リリリと
すすき野を 吹き抜けてゆく 秋の風 ともに過ぎ去る 夏の想い出
***
文明の 明かりが消えた 仙台の 満天の星 美し怖し
雪がふる 弥生十一日の サイレンに あの日
短歌集「四季の歌」 有馬美樹 @maria_sayaka
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