「相談」を含む小説

これは知り合いの妹さんと、そのおじいさんのお話。 生まれつき霊媒体質だった妹さんは、同じ体質のおじいさんによく相談をしていたそうな。そのときのアドバイスが少し変わっていて、「髪を…

　ある日の朝、隣の席の林田のおっぱいが大きくなっていた。 　よく見るとその胸が目に見えて大きくなっていた。 　昨日までツルペタだったはずなのに。 　そがよかったのに。 　どうし…

　十九世紀後期。あまりに有名すぎる探偵の陰に埋もれた聡明な探偵、エドワード・バーンズの許に一人の依頼人が訪れた。 彼の名はパトリック・デニス。普段は町工場で働いているという。 パ…

結婚相談所勤続何十年のベテラン、猪瀬薫。日々悩みながら仕事に真摯に取り組む彼女の、とある日常。

総合病院の医療相談員（ソーシャルワーカー）になりたての私。まだまだ駆け出しで先輩の指導の元、患者のサポートを行なっているところだ。 「猫を飼っているクライアントの案件は難儀する…

『介護利用者のために、やりたいことがまだ決まっていない人のために、任務を提供している』というコンセプトを貫くために、私たち職員は日々奮闘しております。しかし、無理筋な要求は、それ…

KAC2021の第3回目。 お題は「直観」 なんか直観の意味をいまいち理解していない気がしますが、まあ、これが現在の限界ですね。精進を続けます。 『恋慕の鎖　La Catena…

“僕”は十歳ぐらいの頃から殺人のあるテレビドラマを見て、すぐに犯人が分かるようになった。それどころか、実際に起きた事件でさえ、未解決の時点で、犯人が分かることさえある。こういう超…

研究室の一室にて、延岡は高鍋から恋愛相談を受けていた。 正直、直観というお題を中心に添えられなかった感はある。 マスクで顔が見えないから、磨き上げた直観力で表情を探ろうぜ…

自分の死に方を決めるプランに悩む主人公は 全財産をはたいて最高級の死亡プランに契約した。 これで最高の未来のきっぷを手に入れたぞ！！ ↓前回の投稿↓ 『隕石をたったひとりで…

自分に隠し子がいたかもしれない。そう悩む斎藤智也は同期の佐伯に相談する。しかし佐伯はことを荒らすのが大好きなやつで。

とある学園都市で蔓延した熱病。対策のために学生達には外出禁止令が……暇を持て余した友人から、相談の通信が入り、僕の読書時間は邪魔された！ KAC2021 ～カクヨム・アニバーサ…

江戸、深川にある『貸本屋』があった。 貸本屋とはその名の通り本を貸す商売だ。本が高価な江戸時代では、本を貸すだけで商売になったのだ。 だがこの物語に出てくる『貸本屋』の主人は『愛…

世間一般のバレンタインが近づく一月の末、新木連人は従姉の琴子から相談を受ける。祖父とチョコレートにまつわる相談事は解決するのか？

　ラノベや漫画好きな高校二年生、秋村 千歳(あきむら ちとせ)は『お悩み相談人』としてクラスメイト達から"ちょっとだけ"頼られることの多い平凡で普通の陰キャ。そんな千歳にはある出…

　時は明治中期。帝都のとある呉服屋・東雲呉服店の中にある扉の奥には、『よろず屋茶館』と銘打った秘密の部屋がある。 　そこを訪れるは、その部屋の主と助手に相談事がある客のみ――。一…

私の住む街に新しく出来た店、お悩み相談屋。 いったい、どんな人が営んでいるのだろう。 緊張しつつも扉を開けると……出てきたのは、うら若きおねーさん? 「まさか、最初のお客さまが女…

そこの悩めるあなた？恨みを晴らしたくはありませんか？ お恨み相談室は24時間受け付け可能‼ 依頼をしてくれれば、すぐにでも解決に導きます！ どうぞお気軽にご相談を‼ 　

　これを書いたのは一九九八年頃です。 フライング社という会社の四十周年記念誌で、二〇四七年の時点より企業の歴史、業績、日本の社会情勢を振り返るような流れで、物語を書きました。 だ…

結城晴翔は一つ年上の幼馴染の女の子に恋をした。しかし、小学生の頃に親が再婚し、初恋の女の子である雪音は晴翔の姉となり、想いを言葉に出すことができなくなった。 高校一年生の冬。バレ…