「片思い（？）」を含む小説

　気持ちは伝わらないなら意味はないのかな。 　降り積もる想いに何の意味もないのかな。 　届かないなら、恋にすら、私の気持ちはなれないのかな。 　ああ、どうか、どうか、どうか…

「行ってきます」そう言って、あたしは玄関を出る。でもマンションの階段を下りずに、手すりから四階下の地面を見下ろした。 　マンションの一階の出入り口から、紺のブレザーを着た男子学生…

小中高とずっとクラスメートだった杏子（きょうこ）が結婚することに……。俺はずっとアイツが好きだったのに、告白できないまま、離ればなれになってしまった。そんな俺に最後のチャンスが？…

高校3年生の　桜　花は幼なじみの　玲に片思い、桜の降る季節大切な思い出があるのだが、玲は覚えているのか 花の片思いはどうなるのかー

西山暁には本気の片思いをして告白をする事も出来ずに音信不通になってしまった相手がいる。 あれから5年。 大手ファストフードチェーン店SSSバーガーに就職した。今は店長でブルーロ…

精霊に愛された聖女と己の婚約者の仲睦まじい様子に、私の心は痛めつけられた。 私のある一言を耳にした瞬間、彼は突然私にキスをする──。 この恋心がなかったら、どれほど楽なのだろう…

最近やたらと家に入り浸る幼馴染みが広告サイトの商品を買うよう勧めてくる。しかも、やたら幼馴染が最終的に付き合うやつばかり。勘違いしそうになるからマジでやめて欲しい。ていうかお前の…

片思いの相手の恋愛相談に乗る主人公。彼の前では「理解ある友人」を演じ、彼の望みが達成できるように背中を押している。けれど本心では「早く彼女ができれば諦められる」、「やっぱり失敗し…

名家である八条家の専属執事をしていた「野原純」は、高校生活を充実させたいということで一旦執事をやめることを決断した。だが、どういうわけか幼馴染でありかつての主人であった超絶美少女…

『俺に不可能なんてない』と豪語する、飯島　秀樹（いいじま　ひでき）は残念な天才カタブツメガネだ。全てを頭脳で解決してきたというが、そのカタブツさゆえ友達はほとんどいない。唯一、近…

月が綺麗ですねと言えないこともある。ラノベのような恋がしたい少女の恋のお話。

◆中編(屋上編、幼少編、告白編) ◆ラブコメ、恋愛 ◆カクヨムの他、ノベルアップ＋にも公開 ◆登場人物◆ 【茂木陽人(もてきはると)】 中学三年男子、ボッチ気質、記憶に障害 …

上井祐希は親友であり幼馴染である紫音に恋をしていた。ただし、自分も親友も同じ性別……祐希は自分の恋心を隠すことを決めた。 一方紫音は愛する人を忘れ、拒む病……忘愛症候群を患った。…

　 『この現実は君の青春で綴られている』 　第二次世界大戦の狼煙が見え始めた大正初期。 　日本で深刻な問題が起きていた。 　『神宿し事件』 　日本の、とある街、とある学園…

「何勘違いしているの？」 　何度も会いに来ていた相田ふなみへの愛の告白に見事撃沈した俺、渡会仁。 　演劇の練習で振られた傷をごまかすが全く癒えない時、幼馴染にしてノリで付き合っ…

片思いしていた幼なじみ（栗原 もも）はこう言った。 「私、彼氏いるんだよね。」 その瞬間淡い恋心は消えて、絶望･･･と思いきや！？ 「にぃ？大好きだよ！」 「たっくん。私はた…

同題異話SR参加作。 片思い中の男性が、意中の人と初詣に行った先で考えたことをつらつら書いてみました。 「珈琲は月の下で」「愛と呼べない夜を越えたい」「雪待ちの人」と世界観を同じ…