「＃鬼」を含む小説

　鬼が蔓延る、幕末の世。 　人知れず鬼を狩り、人々を守る存在。鬼を喰らい人の身で鬼の力を振るう、鬼人《オニビト》と呼ばれるがまだ、世間に知られていない時代。 　ただの人間である朔…

生まれつきのトゲトゲした髪と人相の悪さで周りから不良扱いされている高校生、鵠沼剣介（くげぬま　けんすけ）は、新しく始めたバイト先で１学年後輩のクールな少女、琴ヶ浜恵里奈（ことがは…

カクヨム公式自主企画向けに、『泣いた赤鬼』をモチーフとした掌編を書いていたのですが、『泣いた赤鬼』の著作権関連が継続中だと知り、断念した顛末と補遺になります。 ※近況ノートにほ…

中学生である石川秋人、二階堂晃、山下信一、大友夏希、鳴沢唯、各務麻由葉の六人は、夏休みを利用して二階堂晃の親が所有する無人島に遊びに来ていた。 そこはかつて、二階堂製薬が新薬の開…

月虹　激：主人公。何故か、変身出来ない。 真空明一：激の同僚。何故か、関西弁風。 幻覚美佐：激の同僚。姉御さん的存在。 浄化龍一：激の課長。 療治　空：激の親友で、医師。 地動　…

初代王の時代から、鬼と四大精霊の力を継ぐ者たちが重臣として王を支える麗真国。 古よりあちこちに蔓延る陰の生き物―「妖」―から国を、また人々を守っている彼らは、時に崇められ、時に恐…

交通事故に遭ったブレイクダンサーの若者が目覚めると、そこはこぶとりじいさんの世界でした。鬼の宴会でダンスバトルが始まります。 【カクヨム公式自主企画】怪談・都市伝説・昔話の二次…

短編で、何気なく1人の少年の心情を通して書いてみました あくまでフィクションですが、この経験がある人も少なくないのでは、と思います

猫を拾った。白くてガリガリの死にかけた猫。助けた翌日には逃げられてしまったが、その出会いを皮切りに少女は長い長い縁の出会いをすることになる。 赤鬼のアカガネに誘われて訪れた妖たち…

昔々、信濃の国の山あいに都からやってきた紅羽という美しい姫がおりました。 紅羽は里のものたちに読み書きを教えたり、薬草から薬を作って与えたり、産業を興したり…… 山里の村に活気を…

狸、狢（むじな）、獺（かわうそ）、貒（まみ）…… 豆狸なる怪異もあるやに聞きますが？ 人を誑かすという横行（おうぎょう）の鬼（もの）たち あなたの隣家の人たちにも、憑いているかも…

ある夜、彼はいた。 欄干に佇んでいた彼が何をしようとしているのかは、その光景を見たものにとっては手に取るよりも明らかな真実であったのだった。 だからと言って何が始まるわけでもなく…

双子の兄弟が、ある惑星の古代遺跡で不思議な力を入手したことから、宇宙規模の危機に巻き込まれるお話です。 今回はプロローグということで、導入部分になります。 _________…

体の弱いお婆さんを献身的に支えるお爺さん。ある日桃がどんぶらこと流れてきた。中から出てきたのは不思議な美青年。美青年が出てきた桃を食べると不思議と精力がつき、ひさしぶりに愛を育む…

江戸は木挽町、松平家には雨夜に笛の音がするという怪異がある。怪異を追い払うために雇われた若侍、重四郎は、雨夜の笛に合わせて自分も笛を奏で、音の正体である鬼と対峙する。

平安時代末期、武者の世になりつつある日ノ本の闇に生きる木ノ葉天狗の白狼。彼は西海からの帰り、誤って別の山に入り込んでしまう。そこで彼を迎えたは、山に棲む鬼ども。場違いな天狗を交え…

鬼ヶ原絵空さんは泣く子も黙る鬼の漫画編集者だ。 その眼光は鋭く、ハムスターなら一睨みで昇天するであろう。 対する僕は逃亡癖のある漫画家、小田原パンダ。ハムスターよりも貧弱である…

ヒーローと悪が戦い、異世界や宇宙などとも繋がりがある 現代地球。 そんな地球でヒーローを目指すのが主人公である 高校生の少年、桃園太郎。 祖父が異世界に召喚され、勇者として活躍…