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概要
この力は【英雄】か【鬼】か?これは宇宙の運命を託された双子の伝記である
双子の兄弟が、ある惑星の古代遺跡で不思議な力を入手したことから、宇宙規模の危機に巻き込まれるお話です。
今回はプロローグということで、導入部分になります。
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「なぁ、ソウ。これでよかったのか?」
ヨウの腕から滴る青緑色の血は、何もない赤茶色の大地に吸い込まれていく。
目の前には暗黒が広がり、星一つ瞬いてはいない。そしてこの惑星【シュテン】と対となる惑星【地球】も、今はもうどこにもない。
彼らは知らなかった。
あの日手に入れた【宇宙を救う力】は何だったのかも、どうするべきだったのかも全て。
ただあの日あの時、彼らはなるべくしてその力を手に入れた。そしてこのような結末になることも、全ては決まっていたのだと…
彼は宇宙(そら)をひとり見上げた。
今回はプロローグということで、導入部分になります。
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「なぁ、ソウ。これでよかったのか?」
ヨウの腕から滴る青緑色の血は、何もない赤茶色の大地に吸い込まれていく。
目の前には暗黒が広がり、星一つ瞬いてはいない。そしてこの惑星【シュテン】と対となる惑星【地球】も、今はもうどこにもない。
彼らは知らなかった。
あの日手に入れた【宇宙を救う力】は何だったのかも、どうするべきだったのかも全て。
ただあの日あの時、彼らはなるべくしてその力を手に入れた。そしてこのような結末になることも、全ては決まっていたのだと…
彼は宇宙(そら)をひとり見上げた。
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