「冷蔵庫」を含む小説

１０年前から使っていた愛用のツメキリが消息を絶った。あれがないと……あれじゃないとダメなんだよぉォ！　それからというもの、愛用のツメキリを探しまわるもみつからず１０日ほどが過ぎて…

幸福ランニングマシンを手に入れた主人公。 走ったら走った文だけ幸福になるという。 たくさん走って、大きな幸せをつかもう！！ ↓前回の投稿↓ 『年齢分割式ライフ・スタイル』 …

男女問わず社内の憧れの的となっている先輩。そんな先輩とどういうワケか付き合っているボクはその日初めて先輩の家を訪れた。 けれど自他ともに認める仕事人間の先輩の家はベッドすらない有…

夏のある日。彼女の家に久しぶりに遊びにきたスーツ姿の男。 チャイムを鳴らすが、彼女が出てくる気配がない。 仕方ないので合い鍵で開錠し、部屋に入る。 そして、冷蔵庫を開けると、…

「殺伐感情戦線」の「冷蔵庫」、参加作品です。 クラスメイトからなぜか「冷蔵庫」というあだ名をつけられている雛見さん。別に冷たいわけでも四角いわけでもないのに……。ふたりきりにな…

玉鬘蓬（たまかづらよもぎ）の朝は早い。 　五時五十分。目が覚める。 　しかしすぐには起き上がらない。それこそ、箱を空けると小さい箱があって（ryだったり、濁って濁ってでんぷんがな…

台風が来ている時期以外は暑くてたまらないですなー。 冷蔵庫が壊れてしまった現実を前に呆然となりそうでもなんとか挫けないで踏ん張りたいとは思いつつも逃避はしたくてたまらなかった事を…

肝心な時に突然動かなくなったり、ずっと放置していたのがある日突然動き出したり－－。 器械にも心があるのでは。そんなことを思うことがあります。 自動車、洗濯機、冷蔵庫、掃除機、そし…

帰宅し、一服する聖は、空っぽの冷蔵庫を閉じて、夜食を買いに再び外へと赴く。 弁当を買った帰り際。ざわめく胸元と、振り返れば居るその気配に、居ても立っても居られなくなり、彩央台地…

8月1日、小説家が殺される。ホテルの最上階、部屋はオートロック。死因は絞殺。発見者はホテルスタッフ（モーニングコールに出なかった）被害者と最後に会ったのは配送業者、それは夜の9時…

小説家の叔父、ナミくん。その幼馴染のシゲくん。 両親が離婚したこの春、わたしは彼らと過ごす。

殺伐感情戦線、第六回お題締め切り１分前提出作品。 さすがにそろそろ公開だけでもしないと不味いだろうと滑り込み。 第５回お題『冷蔵庫』と第６回お題『砂』のミックスです。 次回こそは…

同居人が出て行って2週間がたった。”私”の生活はあっという間に変わり果てて、かつての状態に戻っていく。 未練も後悔もない。どうしようもないのが、ただただ悔しかった。 殺伐感情…

大学を卒業したばかりだったルリは吸血鬼の恋人ユアに報告がてらに輸血パックを届けに行く途上、トラックに突っ込まれて即死した。なんとか形を保っていたルリの死体を手に入れて、ユアは血を…

物を食べては吐く“私”は、唯一食べたいと思った綺麗な同僚の顔写真を肉に貼って冷蔵庫にしまっていた。それだけのはずだった。いつからか冷蔵庫の中の彼女はキッチンにまで現れて、ありもし…

幼い頃、冷蔵庫には永遠の魔法がかかっていると思っていた。 勿論、今は違うと分かっている。冷蔵庫の仕組みだって知っているし、動力がなければただの無機質な箱だ。 それでも、時折考えて…

百合企画「殺伐感情戦線」に投函した小説です。お題は冷蔵庫。

Twitter殺伐百合投稿企画「殺伐感情戦線」投稿用、お題は「冷蔵庫」。

破局した同棲カップルが持て余した冷蔵庫を一緒に不法投棄する話です。 殺伐感情戦線第六回への投稿作。お題は『冷蔵庫』。

彼女の作ってくれた味噌汁と手作りのマフラー、それととっておきのものを冷蔵庫で冷やして。 ああ、今日がその日だと思った。