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概要
朝、冷蔵庫をあけたら生首があったら……そんな夢を見ました。
10年前から使っていた愛用のツメキリが消息を絶った。あれがないと……あれじゃないとダメなんだよぉォ! それからというもの、愛用のツメキリを探しまわるもみつからず10日ほどが過ぎてしまう。当然、手足のツメは伸びに伸び、欠けヒビささくれてしまう。こりゃマズイと思って歯で噛んでみるも上手く切断できる筈など無くさらに悪化。仕方無しに百均の安いツメキリで切ってみると驚くことにスパスパと気持ちよく切れるではないか! あぁ、人生ってこういうことか! 古い物に執着するあまり、新しい出会いを失っていたのだ。今回の教訓をもとに俺は今ここに誓う。新しい奥さんが欲しい! と。 ……そんな夢を見ました。
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