「赤いきつね」を含む小説

いつもの緑のたぬきを食べるように、赤いきつねを食べてしまった。 たまには、うどんもと思った時、いつものクセが出てしまうものなので、その感覚で作ってしまうと、少し切ないうどんになっ…

日常に疲れてしまったとき、私は赤い救世主に救ってもらうのだ。あったかくて、やさしくて、おいしいそれに。

大雪となった今年の大晦日。 俺は両親不在と突如言われたため。一人暮らしで現在利用しているアパートに年末年始も居たのだが……まさかの停電。さらには大雪。吹雪となり外出もできなくな…

会社を休んだ「ぼく」が、見つけたのは……。「『赤いきつね』『緑のたぬき』幸せしみるショートストーリーコンテスト」応募作品です。

猫寺のボスである茶トラから猫菩薩の前で大供養があるので集合するようにとの回状が届けられ、和尚さんが2,000食の赤いきつねに緑のたぬきをスポンサーの東洋水産から提供を受け、食いっ…

　クリスマスの昼に一人カップ麺をすすっている僕。 　僕の周りはリア充だらけで一人寂しくクリぼっち。 　そういや、地元の幼なじみも夏に彼氏ができたんだっけ？ 　なんて思いながら食べ…

「お母さん、緑のたぬきが好きかよ？」 そう聞くと、母は「隆がお祖母ちゃんの家で食べよったのを、何でか知らんけど思い出すのよねえ。お父ちゃんが、私らを迎えに来てくれたときのやつよね…

赤いきつねと緑のたぬきの誕生から、現在に至るまでの話。 知らないだろう秘話もあるので、興味のある方はお薦め。

　夕方。あなたと私は、ちゃぶ台の上に赤いきつねと緑のたぬきを並べる。うどんが温まるまでの少しの間、私はあなたと話す。 ──少しだけ先の未来のお話。

ある寒い冬の夜、陽平はいとこが働く定食屋を訪れる。赤いきつね派の陽平だが、その夜は緑のたぬきを食べたいと言った。それが父とのただひとつの思い出だったから。 赤いきつねと緑のたぬ…

・赤鼻先輩：赤い鼻のトナカイ。ファンタジー学園出身(二回留年)で、サンタの右腕。 ・赤いきつね：ファンタジー学園出身のきつね。デザイナーになるために十代で上京し、現在は新宿の歌…

私の学校のセンパイ、永一(ｴｲｲﾁ)センパイ。未来の彼氏さん。 私は赤いきつね派なんだけど、そんなセンパイはどうやら緑のたぬき派らしくて…。 ✩そんな私とセンパイのお話✩ …

長年親しまれてきた赤いきつねと緑のたぬきが危ない。古さゆえ、新しい商品を作ろうと画策してることがナツメの耳に入る。 幼少期から赤いきつねを愛するナツメは部長に直談判に行くが…。

赤いきつねと緑のたぬきが力を合わせて悪をやっつける勧善懲悪モノ。 二人はピンチになると合体してイエローキキへと変身し、悪事を働くやつらをやっつけるのだ。 「緑のたぬき」と特撮ヒ…

――身体に沁みる。ココロが温まる。 赤いきつねと緑のたぬきと共に過ごす人生 ３０秒×４本分のホームムービーをイメージしました。

2015年、T洋水産は例年スポンサーを務めてきたR-1ぐらんぷりの協賛を降りた。 そのニュースをネットで見つけたT洋水産経理課社員である私は、違和感を覚えた。 先日、広報部が赤い…

冬の痛い思い出が、暖かい思い出に変わるまでのお話

小さな時、押し入れを秘密基地にしていた仲良し姉妹。今では互いにしか出来ない相談をする場所になっていた。相談の合図は夜食を机に置いておく事。今日は妹の机に『緑のたぬき』が乗っていた…