「片思い 青春」を含む小説

某アニメ会社のシナリオ募集に応募した第三作にして、最後の作品となります。 登場人物は全部で十二人。 三十分で展開するには多い人数です。 十二人中十人が片思い――１００％片思い…

大好きな歌手、岡村靖幸さんの『聖書』という楽曲をイメージして執筆した短編作品です。

「俺はお前が好きだ」と、幼馴染が蛙に想い人を重ねて告白していた。それが意地悪な質問だとわかっていたのに、シュールな光景に思わず「本人に直接告白しないの？」と笑ってしまう。私は彼の…

小説を書くことが趣味な男子高校生——夜中澪（よなかみお）は、学校中の憬れの的——大空向日葵（おおぞらひまわり）に恋をしている。ある日澪は、向日葵が死んでしまう場面を目撃してしまう…

　高校二年生となった一之瀬大和（いちのせやまと）。彼は進級と共に、片思いしていた幼馴染み・佐山瑠璃（さやまるり）に恋人がいることを知る。 　絶望の淵に叩き落とされた彼は、佐山の恋…

―――どうか、どうか振り向いて。〈プロローグ、河上美央〉 口数が少なく、友達もほとんどいない彼女には、ずっと想いを寄せている人がいた――― こんな内容の薄い会話ができる存在がい…

野球部ピッチャーの山田は、二年生の終わりにマネージャーとして入部した吉川梨花に一目惚れする。接点の少ない二人だったが、誤解や思い込みをきっかけに交際に至る。初めての男女交際に夢中…

長月市にあるごくごく普通の公立の進学校、月原高校。 そこでとあるささやかな事件が勃発した――オカルト研究会の爆誕であった。 元柔道部の最強娘陽田里佳、学校内外の女性が大好きなイケ…

中高合計6年間という青春を男子校に捧げた彼らは、恋に飢えていた。

幼なじみのアイツと毎年いく花火大会。 夢見るように咲いて消える打ち上げ花火を見てたら、隠してきた想いが衝動的に爆発して…… ピュアな青春のヒトコマ

柳貴斗（やなぎたかと）は九条凛香（くじょうりんか）に片思いしており、その一方的な愛を裏アカに投稿していた。 だがある日。 「あれ？　この裏アカ、柳くんのものだよね。だって所々に…

古風なものを好み漢字は得意だが走るのが苦手な小学五年生、夏輝彪太郎は一か月後の持久走大会に向けて練習に励んでいた。そんな彪太郎は独特な走り方で自分を笑うクラスメイト達を見返したい…

　左手の小指から伸びる運命の赤い糸。それを目で見て、触れることができる高校生、羽嶋菜緒は小指から糸を引っ張って伸ばすことが癖だった。 　しかしある日、自分の糸が伸びなくなった為、…

将来の夢は特になく何となく過ごしてきた雅人（まさと） そんな雅人を気に掛ける美園（みその） 幼い頃の約束を抱き続ける浅葱（あさぎ） 幼馴染に片思いし続けるレンナ …

入学早々、運命の相手？　と隣の席になった。

後輩の俊は先輩の鈴をずっと心配して話しかけていた。だけど、鈴にとってそれは迷惑でしかなかった。そこから変わっていく二人の関係は――。

　いつの間にか芽生えていて、どうにもできないまま終わっていた初めての恋。 　一応、むかし話の『かぐや姫』を下敷きにしたお話です。 　光り輝く竹（物理）を目指した、不器用な少女の物…

雨がずっと苦手だったの。雨音以外何も聞こえなくて、私以外誰もいないんじゃないか、私だけ消えてしまったのではないか、なんて寂しくなるから。 でもね、今は雨の日が待ち遠しいんだ。

京王線・笹塚の商店街にある程よい大きさの青葉書店。看板娘のおばあちゃんに変わり、新看板娘、青井万理望（まりも）がお店を切り盛り。雑誌・新書・文庫の品出しを終えると途端に暇になって…