「トンネル」を含む小説

　この物語は私自身に起きたことや自分の病気について語ったものであり、なおかつ当時の記憶を思い出しながら書いているので足りない部分は書き足しています。ノンフィクションに近いですが、…

ホラー小説家としてデビューする予定の海藤美乃利は、いつものように出版社から家に帰る途中だった。 突如として現れた魔方陣により異世界へ飛ばされてしまう。 今話題の異世界召喚と期待…

　江戸時代に生まれた一つの伝説、さらに太平洋戦争中のエピソードが加わり、それが１９９０年代にあるテレビ局の怪奇実話特集で紹介された。それは、蛇角山トンネルと雨に関する怪奇譚だった…

KAC2022は第８回『私だけのヒーロー』という事で、『ひっそり静かに生きていきたい』のリディナ視点のお話を描いてみました。アコチェーノでトンネルを掘っている頃のお話です。

安保ハナエ88歳。これが私のおばあちゃんだ。 彼女はいつでも元気いっぱいで、何でもよく食べるし、日課はジョギングである。

このお話は筆者の実体験です。 怪談話が苦手な方はお気をつけ下さい。

死んでしまった推しに会うために、私は幽霊が出ると噂される廃トンネルへ向かった。 心霊スポット探索系配信者、ナナとして、カメラを携えて。

　20世紀末。バブル崩壊で自信を失った日本は、出口のないトンネルを彷徨っていた。学生紛争に明け暮れ、会社ではモーレツ社員として働いた昭和戦士も、退職間近となっていた。 　窓際課長…

深夜にやっている短編ドラマを意識した サスペンス要素のあるホラーです。

高校時代の友達と心霊スポットに、行くが、一人いなくなり、、。

失業し親友に恋人を奪われた山田登は、帰宅すると奇妙な格好をした者に引っ越しの挨拶を受ける。 引っ越しの手土産品は、引っ越しそばでなく『高級栄養ドリンク』。 空きっ腹に注ぎ込むと……

これは封印された脱獄事件の全貌を記したものです。

冴えない社が入社したのは、超大手不動産会社のことぶき不動産。けれどそれは、社のお祓いの能力に目をつけられてのことだった。 事故物件どころかトンネルの先の怪しい廃村を祓うように指…

　もとは「もう少しだけ」というお題のコンテスト用に書いた短編作品。 　今回もホラー回ですw 　でも、いつもは怪談界のレジェンド、稲川淳二御大の語り口風文体で書くのですが、今回は普…

伊藤の住む町にある子津山（ねづやま）トンネルは、なぜか「おばけトンネル」と呼ばれ、歩いて通ることが暗に禁じられている。妹に泣きつかれてトンネルの調査に向かった伊藤は、そこで噂が広…

半分実話な話です。恋をしなくなった由真は、ヤンキーの元彼を忘れることが出来るのか？　トンネルの向こうで何を見て誰と出逢ったのか？　そこから帰れるのか？　 とても可愛い由真ちゃんの…

雨が降りしきる川沿いの散策 激しさをましていく。 何かの突起物？に引っかかり 私の体勢は前のめりになった。 気になった私は振り返ると 力強く根を張る桜に 耐えきれず、コンクリート…

クラスメート全員にいじめを受けている僕はある日、絶対に生きて帰れないという噂のある駅の地下道（連絡通路）に行ってこい、といじめの首謀者に命令された。 僕オワタ……。 ※「小説家…

ほぼ対話形式のお話。 薄暗いトンネルの中、何やら仕事に向かう彼らは一体……？ 掌編小説第三弾。

退屈は嫌いなんだ その探偵は、誰よりも物語を愛する なのに、彼を必要とするのは退屈な事件ばかり 【三題噺の競作】「つらら」「トンネル」「アイスクリーム」 に参加できるけど、さす…