「ご当地」を含む小説

Kが迷い込んだ洞窟には、巨大な岩の包丁とまな板があった。 その二つで動物を解体したものは、人間であるはずがない。

某県某市にある、有名な夜景スポット。 そこは、同時に心霊スポットでもあったんだ。 心霊スポットがあると聞けば、行きたくなるのがオカルトオタクの性ってやつだ。 だが、あの時のこと…

現在の兵庫県、姫路に伝わる「かちん染め」 その美しい染め物に因んだ、恐ろしい物語 〈参考文献〉 「伝説の兵庫県」　西谷勝也 著　神戸新聞総合出版センター

　三重県伊賀市の「伊賀越の仇討ち」に関して書きました。その現場である「鍵屋の辻」を訪れた主人公。 　そこで見たものとは―― 　公式自主企画「ご当地怪談」大募集！！ ～日本全国を…

岡山県倉敷市の某所に佇む、ツタにまみれた一軒の廃屋。そこは、決して立ち入ってはならない場所だった。

地元の先輩の話。 フィクションです。

私が生まれ育った福岡のとある村では、「子供が山道を通るときは、紫のハチマキをつけないといけない」という決まりがありました。 夏休み中のある日、川で水遊びをしていたら、年下の子が…

青森Ｕターンの俺成宮拓実は、４０歳超えもあって、仕事は成り行きになる。その日々で浮かび上がるの、どうしてもの現象。 ・公式自主企画【8/10～8/24募集】「ご当地怪談」大…

人通りの少ない早朝に、鹿に絡まれてしまった会社員。追い払おうとした時にうっかりコーヒー缶が当たってしまい…… ご当地怪談一発目。 どんなシチュエーションで話しているのかを知りた…

マナカは白桃が大好き。 だから、おにいちゃんの分も食べちゃった。そうしたら……。

うだるような蒸し暑い夏の夜、ちょっとでも涼しくしてやろうと、おばあちゃんは孫娘に、とっておきの肝が冷えるような怪談話を聞かせてやることにしました。

「月まで三キロ」 その道路標識を見に行った私のはなし。 実在の地域、場所とは何も関係はございません。 ほんとうだよ。 地名や標識が気になる方は検索してみてください。 …

広島県北部にある比婆山を訪れた男。その目的はこの山で目撃情報のある幻の類人猿、ヒバゴンを見つけること。 ヒバゴンを見つけて一躍有名になろうと考え、山の奥へと進んでいく男。 しか…

裏の秋葉神社の境内の隅にあるお稲荷さんは、なぜか「ウソツキさん」と呼ばれており…… ※この物語は全てフィクションであり、登場する地名、施設は一切関係ありません。

滋賀県民の俺は、免許をとった記念に、琵琶湖一周ドライブへと出かける。 さすがは日本一の湖、琵琶湖。時間はかかったが、そんな旅路ももうすぐ終わり、 そう思っていたその時、車の前に…

その家に、ある夫妻が引っ越してきた。 平穏な暮らしが始まると思った矢先、誰もいないはずの廊下から人が裸足で歩くような音が聞こえてくる。 ひた、ひた、と。 どこからともなく、い…

これは、今は亡き祖母が生前語っていた……本当かどうかわからない不気味な話しと、地域で有名な怪奇話しにオリジナリティを加えてミックス創作した地方怪談です。 【公式自主企画】「ご当…

京都の大学へ通っていたころ 今から30年も前、90年代 滋賀にあった、おばけホテルへ やんちゃ盛りに叱られた思い出

T県北部の町を拠点に活動しているご当地アイドル、阿佐山流奈（あさやまるな）と市ノ瀬里菜（いちのせりな）の二人組。地元のイベントで歌を披露したり、イベントでMCを担当したりしている…