「見たくない 短編」を含む小説

人は人生に一度きり、月降る夜に出会えるチャンスがある。その現象が起きる条件は、夜の海を崖から眺めること。遠く離れた月が、降ってくるらしい。 私は手ぶらで、月降る夜を見に来ていた。

～あらすじ～ 陸の孤島とされる魔法王国ミュスティカは魔法で繁栄した国。しかしその魔法を独り占めしていた為に近隣のオークやエルフに睨まれ争いが絶えなかった。 不思議な人形を操り街の…

地味な主人公のナツキが、類稀な美貌を持つミサキと一緒に歩いている。うまく言葉にできない想いを抱えながら......。

ちょっとエッッッなASMRを聞きながら帰宅の途に就いていた俺は、気づけば異世界の大辺境伯に転生していた。 何かチートがあるわけでもない転生だったが、やりたいことだけははっきりして…

騒がしい食堂で、二人の大学生――カイとミコは旅行の計画を立てる。 行先はどこにしようか。何を見て、なにをしよう。 柴田　恭太朗さまの自主企画：『【三題噺】「苦手」「旅行」「…

1200字。ツイッターの書籍化マウントを見て思いつきました。サクッと読んでね ふくノベルでカラフル投稿中

このマンションではよくありそうで、なさそうな非日常がことがたまに起こっている。 そこには、自分達の見たことない不穏なことがある。 そんな住人たちの不穏すぎる短編集をお楽しみくださ…

　夢喰いの魔物は夢を見ない。だがあるとき抱いた小さな疑問が、夢喰いの心を変えていく。炎のごとき夢の行き先は、黒檀の闇か、乳白の空か。 　名もなき魔物の苦悩を描く、ファンタジー掌…

【まえがき的なやつ】 『カクヨムWeb小説短編賞2022』への参加作品です。 最近はちょくちょく昭和初期から中期の話を書いてます。この作品もそんな感じの話で、川が舞台で、月をちょ…

キャッチコピーが本文ですから本文読む必要ないです これを短編小説賞に送ろうって考える根性を褒めてください

久しぶりの短編です。何ならカクヨムで小説を書くのも久しぶりな気がします。 3年前ほどに執筆した「ある雨の日の僕が見た一コマ」みたいな話を書きたいなぁと思い、それをこの寒波に委ねて…

タンソヅ様の姿を見てはいけない。 タンソヅ様の行動を妨げてはいけない。 タンソヅ様は今日もお気に入りの空を往く。 　　　　　 以下の2つの企画に参加させていただきました！ ↓ 第…

　憧れの作品の実写化に際し、悪役『ジョウ』に大抜擢された新人俳優の主人公。その期待感から『ジョウ』というキャラを全うするために重度の役作りをしていた。 　しかし脚本の内容が受け付…

全部で7作の短編です。 様々な形の「愛」がテーマです。 片想い、両想い、狂愛、家族愛、さまざまな形の好き、そして青春を散りばめた作品です！ 家族の幸せを願う愛、周りのことを思う…

高嶺　遥香（たかみね　はるか）は、俺の彼女だ。 美人でスタイルも良く、頭もいい完璧な彼女だが、実は、自分は異世界からやってきたのだと言う。 初めは戸惑っていた俺だったが、彼女から…

ある街の路地裏に、ひっそりと佇《たたず》む喫茶店。 その喫茶店には見慣れないものがあるという。 そしてそれを見た人は皆こう呼ぶらしい、「改札喫茶」とーー。 最近引っ越してきた行…

　中学以来の浩助（こうすけ）と初めてキスをした。まだ彼、彼女という認識さえなくて、「元気を出して」という意味の励ましのキスだった。なのにそれを父に見られてしまった。彼は父に言われ…

憂依と依桜は朝岡家の自慢の双子だった。彼女が現れるその日まではーー。

海辺に住んでいる、恋に恋する女性はこの国の王太子が好き。 姿絵を見つめてはきゅんきゅんしたり、切ないため息をついたり。 ある日海に見慣れぬ船があるのが見えた。 何やら胸騒ぎ…

突然意識を失った後、再び目を覚ました15歳の響人。 自分や家族、友達のこともしっかり覚えてるのに……なぜか漠然とした違和感が残っていた。 そんな時、中学生活最後の思い出作りにと…