「けもの耳」を含む小説

　普通の世界（現世） 　　　　↓ 　途中の世界（今） 　　　　↓ 　次の世界（来世） 　途中の世界を中心に描く 　途中の世界＝暴力否定の世界観 もしも暴力を他人にふるった…

〈大まかなあらすじ〉 特徴的な個性は何もない至って普通の高校三年生こと中村裕也は、小さい頃からの幼馴染でクラス1番の人気者である中野香織から、休日デートに誘われて仕方なく行くこと…

冴え冴えと蒼月の照るその街には、新芽の芽吹く春が来ない。この街は夜の帳に包まれ、凍える冬が支配していた。 街の篝火を灯す役を担ったペタ耳の獣人ラルガ。彼が出会ったのは、森向こう…

　僕は冬賀健（とうがたけし）。思春期に入った頃に母さんをガンで亡くして父子家庭で暮らしている、少しだけ 　特殊な境遇の高校生。母さんが亡くなった後は、マンションの隣に住む冬泉家、…

　俺の名前は阿久津葦雀（あくつ　よしきり）。来月四十歳になろうとしている平凡な日本人だ。都会の一角に拠点を構える大企業と契約している、数いる清掃業者の一人である。 　その日も俺は…

赤いコートに大きな鞄。帽子を目深にかぶる青年は思いを運ぶ郵便屋。鞄に詰め込まれた荷物は手紙だが、依頼人は人にあらず。引き受ける彼もまた、人にあらず。 さて、今日の配達はどこだろ…

いつもの昼休み、芥子山極男（けしやまきょくお）はイヤホンを嵌めてお気に入りのＡＳＭＲを聴いていた。 そのとき、右耳のイヤホンがポロリとこぼれ落ちる。 しかも一人の女の子に拾わ…

新耳袋に影響受けて生まれた短編怪談集です。 心霊系から洒落怖、民俗学系まで何でもござれです。一話完結で一話一話短いので時間がないかたにもおすすめです。

※異世界ものですが、「ステータス」「チート」「ざまあ」「ハーレム」などの要素は一切ございません。 ①主人公はあくまで一般の青年 ②魔法などの要素のあるファンタジー ③全体として静…

世界には理が存在がしていた。 舞台はニブルヘイムと呼ばれる異世界。 盗賊であるカルとフィガロは小さな失敗から帝国に捕まってしまう。 そして捨て駒として駆り出された戦場で大型魔獣…

ある日彼は、家に帰る途中で猫耳少女と出会う。たった一晩の出会いから同棲生活が始まり、その出会いをきっかけに彼は三人の美女、美少女と関わりを持つことになる。 果たして彼は誰を選ぶの…

愛する夫と結婚をして一人息子にも恵まれた私は、幸せな生活を送っていました。 ある時、息子が誰かと喋っている声を耳にします。 どうやら息子は、「たーくん」という名のイマジナリーフレ…

音大付属高校の音楽科に通う女子高生、都筑優香。その耳にある日飛び込んできた、透明な歌声。向かった先にいたのは、同じ学徒の少年だった。 ただ歌を歌い続けたかった彼と、音楽に命を賭…

ウォーリー辺境伯の娘ミシェルはとても優れた聖女だった。その噂がレオナルド王子の耳に入り、婚約することになった。遠路はるばる王都についてみれば、レオナルド王子から婚約破棄を言い渡さ…

北方最大国家、ワーラルフ帝国にいるとある貴族に雇われている芸術家が友に誘われ、南にあるブロッサイの都に旅行する。滅多にないので、記念として、旅行記を書く事に。 ※2人とも獣耳と…

彼女いない歴＝年齢のサラリーマンが家に帰ると、部屋にはケモミミ少女がポテチを食べながら居座っていた。 過去生の約束を果たさんと、その少女と封印された妖怪との戦いが始まる。 サラリ…

俺は或る日、一人の男性から依頼を受けた。 彼は年齢40歳。個人で親の代から引き継いだ大衆食堂をを営んでいる。 生まれてからずっと、実家に住み、親と暮している。　 ただし、父親には…

コロナ禍で、部活ができなかったり、制約ばかりの生活の中、それでも恋をしている高校生たちの姿を描く140字小説。 ＊ベストオブ胸きゅん　12月編を公開しました！ 冬から春、夏か…

仕事もそこそこ、人間関係もまずまず、食うには困らない程度の稼ぎはある。恋愛は疲れるから興味ない。まあまあ安定している、凪いだ人生だ。だけど何かが足りない。なぜか満ち足りない。贅沢…

おやお客さん、そいつが気になるかい？　なかなか良い目、いや耳をしてるみたいだねぇ。 今時の若い子じゃ『アヴェンティヌス』は名前くらいしか聞いたこと無いだろうけど、曲も一時期は当時…