「都市伝説」を含む小説

友人にとある都市伝説を試して欲しいと言われた月夜 それは『異世界への扉』という深夜１２時に鏡の前に立つと扉が現れるといった内容のものだった。 半信半疑でやってみる月夜だが扉は一…

その男、シリアスなものを好む。 シリアスなものばかりを摂取し続けていた結果 シリアスアレルギーを発症した主人公に宣告された悲痛な言葉。 「これ以上のシリアスは死ぬのでダメ」 …

人は生きている中で、どうしても理屈では説明できない不可思議な現象に出会うことがある。 ※実話には★がつきます

主人公と友人によるオムニバス。

　おバカな少年。 　佐田　雷は、巷で都市伝説になっているロボットに乗る事にあこがれていた。 　そこにシヴァと呼ばれる少女が雷のところに転がり込んでくる。 　そのシヴァを追って黒い…

あの子は何のフレンズなんでしょう？

　電車を寝過ごしてしまった俺は聞いたこともない駅へ着いてしまった。検索しても出てくる単語は「都市伝説」と「観光」のみ。いったいここは何処なんだ？俺は元の場所へ帰ることができるのだ…

「お久しぶりね、八尺さん」 　さびれたバス停でバスを待つ亜沙子。彼女のとなりには、都市伝説で有名な八尺様が立っていた。彼女を“八尺さん”と呼び慕う亜沙子は、真夏のバス停でささや…

嘘が見抜ける瞳を持つ少年、斑目司はその自らの能力に振り回され失敗した中学時代から心を閉ざして演じて生きていた。 そんな彼はナンセンスな都市伝説が蔓延る位にくだらない日常の中で「…

とある町で、『空想病』という都市伝説の噂を聞いた。 それは、思春期の少年少女にとりつく病気だった。 病気は人から人へ感染し、感染した者は、街から姿を消す。 噂では、空想病にかか…

絶望の後に生きる事を諦めた。 生前に浸っていたアウターの世界は、フィルターが掛けられたように情報が制御されており、実際に見る世界は一味も二味も違った。 異世界から来た彼女たちを追…

両親を喪い田舎の村へと引越してきた少年・形無社が見つけた一冊の本。それは怪異を求める怪異ーー人にとり憑き異形を喰らう呪われた本だったーー。 幽霊、妖怪、都市伝説。 喧騒から断絶さ…

大学の学食でふと話題に出た、ありきたりな都市伝説。 そこへ行ってみることにしたのは単なる乗りと好奇心。 僕たちは軽い気持ちで重い場所へと入り込んだ。 日常と非日常はいつも隣り合…

ちょっとした思い付きで始まった、真夏の夜の“きもだめし”。 目的地は、心霊スポットとして知られる山奥の廃病院。 周囲に人家は無く、携帯の電波も入らない文字通りの僻地。 そこに足を…

老婆注意

幽霊が見える神社の跡取り息子である高校生、鬼一義貫(きいちよしつら)は、放課後の教室で友人である中村隆司(なかむらりゅうじ)から、刀を持った少女と神隠しの噂話を聞かされ、この噂話…

短編作品です。 　大学のサークルの機関誌に2014年５月に掲載した作品です。自サイトにも載せています。

少年だけにみえるギアの鳥、 少女たちのつくりあげる〈禁猟区〉 二つの都市伝説に引き裂かれたこの物語は、しょうじき暴走している。 「きさまの正体は街の不安をエネルギーに旋回する衛…

　――かつて、この世界が大規模な地殻変動や数々の大天災により、ほぼひとつの大陸となった時、人間と魔族は領土を奪い合い、戦争をした。 　長い長い戦いの末に、魔王が「世界の半分で手を…

ネット上でたまに見かける都市伝説に何とか理由をつけようとして書かれた物