「妖怪」を含む小説

「貴様が……俺の伯母の弟子か……？ いや……俺の姉の弟子と言うべきかな？」 現実に似ているが、魔法使い,超能力者,妖怪系,変身能力者,改造人間その他様々な「異能力者」が存在する平…

時は明治。華やかな時代の真っただ中、賑わうメイン通りの脇に続く裏通りに赴く色男あり。 男が向かうは表看板は骨董屋、しかし本当は占いどころを商う「千希林堂」。 しかしそれもまた表の…

趣味の関係性を雑多に詰め込む予定のところです。話の間に繋がりはあったり無かったり。 ・細い糸の上で 　蜘蛛の妖怪と人間とその周囲の、平和なような不穏なような友情育みチャレンジ。

苛められっ子だった少年は、ある日奇妙な女性と出会う。その女性は少年に代わり苛めっ子へ復讐してくれると言うのだが……。 人は、妖怪は、どこまで残酷になれるのか？ 次々に人を不幸へ…

　体中が砂でできた妖怪の男、砂生。体中が水でできた妖怪の女、水姫。この二人の妖怪は去年の夏から交際をしていた。 もうすぐ、交際一年になる二人。大したトラブルもなく進んでいた砂生の…

ブラジルで語り継がれている都市伝説、昔話や神話のうち、幽霊・精霊・怪人・怪物・妖怪などの「この世のモノではない」存在が登場する話を一話完結型で紹介しています。 楽しくて、ときどき…

火離国は鳳凰の加護がある大国である。 国の危機には鳳凰の力を宿した人間――鳳雛が現れ、国を救うのだ。　 好奇心旺盛で元気な少女燈玉は、元宮廷魔導師・氷輪に育てられた十一歳。母であ…

バイクが勝手に動き出し、消えた。 怪奇探偵怨神勇人がその謎に挑む。

　たとえば、空は黒以外に『青』と『鼠色』があるだとか。 　たとえば、蛇イチゴは食べても美味しくないだとか。 　 　そういう日常の些細な知識を教えてくれたのは、誰だったろうか。 …

城跡公園の中にある四季を閉じ込めたような「四季庭園」そこにはお茶屋があるのだが、ここの店主、実は化け猫だった。この物語は正体を唯一知る男子中学生との何気ないおしゃべりを描いたもの。

その日は、目が眩むほど綺麗な夜空だった。その夜、それを手にしてから全てが変わった。 突然現れた侍に追われる阿原九十九。彼を助けたのは、過去から現代へやってきた男装の剣客、佐々木累…

アヤは小６女児。通学途中、タヌキの縫いぐるみを拾った。しかし、その縫いぐるみには、化け狸のタヌ助が封印されていた。アヤとタヌ助の、偶然にして不幸な出会いの話です。

この世界には『手紙屋』という商いをしている集団がいる。 どんなに住所を伏せていても必ず現れ、生きた人間すら運ぶ運び屋。 彼らは誰かは分からない。 実は妖怪なのかも、なんて噂すらあ…

妖怪嫌いな少年が妖怪と共に巨悪と戦う新感覚妖怪バトルストーリー

とある商店街で革細工店を営む百八義介（ひゃくはち ぎすけ）。そしてそこに住み着いた猫又のボン。祈祷師でもある義介の元には、彼の、祈りを昇華する手腕を求めて時折客が訪れる。死んだ後…

　スクナビコナは高天原に住んでいる小さな神。 　しかしある日、いたずらが過ぎて高天原から追放されることに。 　そして『高天原のネズミの王子』チュルヒコとともに高天原からおわんの舟…

転生した結果、超絶美ロリ妖怪の不老ケツデカという属性が渋滞起こしてしまった主人公が、とある事件に巻き込まれた話 ※短編の予定なので、そこまで続きません

美しい妖怪『白面金毛九尾弧』を救おうとしたら、凶悪な妖怪たちに体の大半が奪われた男子高校生の星月崇。 死に向かうだけの運命のさなか――白面が自分の心臓を崇の身に移し、命を救った。…

安穏とした生活を望むものの、異形のモノに好かれる大学生東雲偲。幼い少女の形をする雨を操る異形霖露に唆される日々を送る。幼馴染の芦谷稿介を伴いながら生死や人と異形の境を潜り抜けてい…