「どこにでも」を含む小説

覇空、卯美、陸斗、杏子の四人は、魔族を倒すためその城を目指していた。だが、彼らの辿り着いた城はどこか様子がおかしくて……。

　仕事も、趣味で書いている小説も絶賛スランプ中の作者が、この世界のどこかに必ずいるはずの『あなた』に話したい事を書き連ねます。 　気楽に綴りますので、どうかお気軽にお読み下さい…

男爵家の長男ジーヴル・ウェナムはユースティアナ王立魔法学園の進級式を迎えていた。教室に向かうと大人びた雰囲気を纏う少女、ソフィア・ユースティアナ第2王女の姿があった。ジーヴルはそ…

髪と羽を黒くしたいとアウラが言い出した。ラフがわけを訊ねると、親友のイザと同じがいいのだと言う。理由がどこまでも天使だ、とラフは思った。

とあるダンジョンに一人で潜っていた主人公は、地下五階で、背中にあったはずの"勇者の剣"が無くなっていたことに気づく。 どうやら、道中のどこかで落としてしまったらしい。 探しに戻…

　かつて、星川第二小学校の生徒だった、沙奈絵の日常は、ある出来事をきっかけに急速に瓦解を始めた。その始まりは、息子の健一が、廃校となった星川第二小学校へ、肝試しに行った日。その日…

腐っても鯛ならぬ、老いてもナース。 元看護師の母は、コロナ禍に入院、施設への入所、そして天国へ。そんな母との想い出には看護師魂が炸裂！ ※極力配慮はしますが、エピソード上、人に…

これは断じて、二次創作ではない。 登場人物に願望を込めて、リモコン操作するような暴挙には出ない。 読書感想文でもない、位置付けは読書感想資料集だ。 極力、登場人物情報は炙り出そう…

二季が流れる世界で、神の再誕を待ちわびる自動人形たちは、そのゆりかごたりえる塔を守っていた。自動人形たちのふたつのグループは、季節の変わり目に塔の守護とスリープの期間を交代する。…

沢山の信頼出来る仲間に恵まれ 笑顔が絶えない私たち そんな私たちの元に1人、怪しげな女性が来たんだ。 みんな疑ってるけれど、私だけは見たの。 彼女がどこか、寂しげな顔をし…

学校が楽しみ。 そう思わせてくれるのは、彼女のお陰。 私は貴女が生きてるから私も生きてる。 貴女のことが好き。 この想いはどこにぶつけたら良いのかな？ 「この世に愛よりも美しくて…

少しずつ思い出したことを短い言葉で。 それぞれが完結した詩や話なのでどこから読んでもらっても大丈夫です。

第２次バンドブーム前夜、バブル熱で浮かれる1988年。 14歳の墨田少年と松木、高本といった連中はどこにでもいる普通の中学生。ずば抜けて勉強ができるわけでもなく、これといった特…

幼い頃、祖母から聞いた話。妾腹の娘として引き取られたカノという少女。陰湿ないじめの末に死んだと思われる少女は、どこにいったのか……？

末出　竜摩（すえいで　たつま）は意地の悪い上司から連日パワハラを受けていた。 「お前みたいなヤツはどこに行っても通用しない！」と言われ、疲弊した竜摩は、疲れからか帰り道に黒塗りの…

　片川鳴鼓（カタガワナヅミ）はごく普通の日本人。家と会社を往復する日々を過ごしていたが、ある日目を覚ますと、森の中に落下した脱出ポッドらしきものの中にいた。同じく中にあったデバイ…

これはある一枚の奇妙な絵にまつろう暗い暗い……それでいて美しい、そんなお話。 鬼才と呼ばれた異質な画家、暮井隆臣はなぜたった一人の女性を描き続け、どこに消えてしまったのか？ す…

皆は「夏は青い」と口を揃えて言うけれど、俺にはそれが誇張表現にしか聞こえなかった。 目に映る景色は、空も、太陽も、どこかくすんで見えた。 入部した文芸部で、小説が思うように書けな…

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト【短歌の部】二十首連作部門 海を毎日眺める生活を数年していたから、その生活をやめて数ヶ月が経っても、すっかり海の歌を詠む人間になってしまってい…