「万人向け/万人向け？ カクヨムオンリー」を含む小説

結人と日々姫の朝の会話を書いた物語。 一話1000字未満と短い文章となっております。 物語と書きましたが、そこまで物語チックなものではなく、その日はなんの日、という話なので、読ん…

これは一人の精霊の物語

魔法はただの道具なのだろうか。 人の本質を映す鏡の向こうに揺らめく、滾る強さを持つ炎。 ただ到来を待つだけの、誰も干渉し得ないはずの未来に傷を付ける氷の刃。 彫像と化した過去を溶…

冬の日、二人の少年少女に訪れたのは辛い現実だった。

私の名前は、杉浦美果子（すぎうらみかこ）。十七歳になったばかりの、高校一年生。 私が住んでいる海ヶ丘町（うみがおかちょう）には、最強で邪悪な魔物をも撥（は）ね退ける“強力な魔除け…

　人ごみの中。彼女は、名前も知らない一人の少女を追いかける。何日も、何年も。

真面目に進学し、大手に就職した林さんはなかなか仕事がうまくいかず 職場を転々とする。 行き場を失ったおじさんは大好きなうどん屋の近くのラーメン屋で バイトをすることになるが...

友人と学校で他愛ない話をしていた少年が出会ったのはクリスマスに悩む少女だった。

ゲーム大好きな少年、園歌は世界大会を優勝出来るレベルの強さで、VRMMO格ゲーと言うジャンルでは真面目に全一呼ばわりされていた。そんな少年はある日ゲームで仲のいい『ジョン』と言う…

歩けないから歩いてきた道。起こる出来事。数字が読めないから、わからないまま進む世の中。知らないうちに失業者となる。それともコロナがなかったら、もっと違った？

人類が暮らす異世界にて、突如現れた【大遺跡】。 遺跡は人類に新たな技術や科学、秘宝を齎すと同時に、災いを招くことも。 そんな世界を、謎深き青年が好奇心のままに冒険する異世界ファン…

ある日、庭に子猫が迷い込んで来ました。これは拾ってから里親さんが見つかるまでの話です。「うちでは飼えないから、捨ててきなさい。」その後、猫がたどる道です。実話になります。少しでも…

アイスの当たり棒は君への片道切符だったんだ。

好きという感情や喜びの感情に呼応して耳やしっぽが出てしまう彼女は、正体を隠せている……つもりらしい。 □ 赤いきつねと緑のたぬきコンテスト参加作品。

「なんでうちの年越しそばはカップ麺なの？」 不意に浮かんだ疑問を投げ掛けてると嬉しそうに話し出すお母さんと焦り出すお父さん。 緑のたぬきには両親の甘酸っぱい思い出が隠れてい…

二人の男女による冬の日の公園での出来事。

とある事情で引っ越しをした青年と狐と狸の出会い

ある姉妹の、むかしむかし。

東京の大学に合格し、京都の老舗茶舗を経営する実家と決別する形で単身上京してきた虎月葛葉は懐かしの味を求めて『赤いきつね』に手を伸ばす。けれども、ラスト1個の赤いきつねは手に取ろう…

大学四年の僕は研究室に所属している。そんな僕は修士二年の先輩に振り回されてばかり。今年最後の日、終わらない研究を進めに研究室へ向かうとなぜかそこには先輩がいて……