「騎士 呪い」を含む小説

　この世界には魔王がいた。 　なんで過去形なのかって言うと、俺が生まれる少し前に二人の勇者によって倒されたからだ。 　一人は騎士の最高峰と名高い王剣(キングスソード)・アシュレイ…

「逢魔が時か……」 「逢魔が時……？」 　厨二病を患わせていた日々に俺は彼女と出会った。黒竜の騎士である俺（妄想）と黄泉の魔女である彼女（妄想）は意気投合し交流を深めていった…

騎士団を抜け、戦いの場から身を引いた青年、フェン・メルベリー。 彼は当てのない旅を続ける中で、一つの古城を訪れた。 城の中から溢れるほどに顔を覗かせる黒い茨。 興味を引かれたフ…

シー・オークの姫騎士ホン・バオ・シーは同族からも一目置かれる優れた戦士だったが、人間社会への強い憧れを持つ乙女だった。ある日、遠国まで旅立っていた叔父ユアンが帰ってくる。彼は自分…

神に呪われた盲目の王子アーシュカは、その呪いを解くために巡礼の旅に出る。 王子に付き従うのは、流れ者で素性の知れない「青騎士」と呼ばれる男、ただ一人であった。 第一回神ひな川…

どんな攻撃、魔法を受けても絶対に死なないスキル『不死騎士』を手に入れた伝説の勇者。 そのスキルを使い次々と敵を倒していくが、ある日呪いをかけられ次の日には死んでいた。 それを…

「アルファポリス」と「小説家になろう」にも投稿しています。 第1章「皇叔は公爵令嬢を溺愛し、公爵令嬢を傷つけた皇太子を許さない」 第2章「妹の陰謀で追放された伯爵令嬢は隣国王子に…

ひょんなことから呪いの棍棒を拾ってしまったシヅマ。 アホほど強い呪いがかかっている棍棒から解放されるためにシヅマは世界を西へ、東へ旅をする。 西の果てでは仲間にしたくないのに、呪…

人物紹介と本人の一言 レイリーン・フレア・イシュターナ・ディルダーク　 　ディルダーク王国の現国王の妹　もうすぐ17歳 「王都に着いたと思ったら即婚礼ってなんなんでしょう？」 …

『殺す』という言葉は、誓いの言葉だ。一度、そう口にしたからには、何が何でも『殺す』。必ず、『殺す』。たとえ、何百何千年かかろうとも。たとえ、どれだけの困難が待っていようとも。 ―…

ルベイラ国王ジークハルトの元に嫁いで半年、その間手を出されず事実上“お飾り王妃”となってしまったロイスリーネ。 それもそのはず、ジークにはとある呪いがかけられ、夜を共に過ごすこと…

あらすじ／ 　妖精と魔法が存在した時代、十三世紀。 　先祖の覗きに由来する罪で、十代半ばで妖精メリュジーヌの呪いを受け、およそなんでも斬れる〝ジョフロアの大牙〟の能力を得た遍歴騎…

騎士を目指す平凡な少年だったメルだが、入団試験を受けると決意したその日、自分の母親がかつてお付きの騎士と駆け落ちした王女だったと告げられる。失意の中、なぜか泉の精に呪いをかけられ…

──柏木春人はただただ何を成す事も出来ず、居酒屋バイトの日々を送っていた。 　ある日煙草を吸おうと寄り掛かった窓際から、落下死した事から彼は異世界人、ベルンハルト・ブレイズ・ブ…

　下衆な勇者パーティーに呪いの身代わりとして使い捨てられ、迷宮最下層まで続く奈落に落とされてしまう主人公。瀕死の重傷を負いながらも執念で死地に抗い、封印された魔剣を手にする。 　…

円卓の騎士の時代が終わりをつげ、ブリトンは衰退の道を辿っていた。そんな中、騎士の姿を纏う乙女グリンガレットは、北方に残されたゴドディンの地に赴く。彼女は自らの宿命と抗うため、緑の…

仲間に裏切られた勇者アベルは、目の前で恋人を犯し殺され、自らも殺害されてしまう。 だが生前魔王の呪いを浴びていた彼は、屍のままに蘇った。 裏切り者は４人―― 女盗賊クローネ。…

　多くの国、数多の人々が挑戦して破れて屍を築き上げた“ドラゴン討伐”。 　ドラゴンの涙はあらゆる病を癒やし、灼熱の息で鍛えた武具は最強と謳われ、血を飲めば不老不死になり、その角は…

美しくも高慢ちきな魔導師のアトレイアと、精悍で人望厚いが愛想皆無な騎士のオルベルト。 二人は六年も婚約関係にありながら、顔を合わせる度に不毛な口喧嘩を繰り返していた。 しかしオル…

　舞台は、怪物が出没し、奇跡が起こる、異暦12世紀の聖地エルサレムを中心とした十字軍国家群。テンプル騎士団に所属する主人公レードは、かつて呪いにより心臓をその身から失ってしまって…