「読み切り短編」を含む小説

親友の死、彼女を救うために時間を引き戻したのだろうか……。

　道端で猫耳少女を拾った俺は今、『ねぇ、ちゅーしたい。だめ？』ベッドでそんなわがままを言われている。『だ、め』そう言うのに、『なんでなんで、ちゅーしたい』　猫耳少女のわがままが止…

　ある日、猫耳少女を拾った。 「三食昼寝付き、おやつにアイスをくれたら他に何もいりません！」 「……ダンボール 入ってたところからやり直そうか」 　厚かましくてわがまま放題、だけ…

運動や筋肉など無縁で過ごしてきた僕が好きになったのは、ゴリマッチョ好きな人。 彼女の理想に近づこうと、僕はジムに通い出した。 そんな時、怪しいサプリを勧められて……。

深夜に近所の公園へ散歩に出かけると、満開の夜桜を見つけた。 今はまだ3月初旬。まだ桜の時期じゃない。 そこで僕が見てしまったのは「死神」だった。

一話完結。不定期更新。 変質者 「パンツはいてるわ！」おばあさんの叫び声から町の女達の怒りの制裁が下る。誘拐された女の子を助けたのは警察ではなく町の女達だった。 ヤエ …

寂しい独身中年サラリーマン、多喜田さんが深夜の散歩で出会ったものとは。 一人なら嬉しいが、物事には限度があるようで。 日常に浸食する怪異を描く読み切り短編。

目が覚めるとそこは200年後の世界だった。 僕の目の前には世にも美しい少女がいた。 少女はニッコリと微笑みながら言った。 「人類は滅びました。だから私を殺して下さい」 KA…

連載中の「永遠のフィリアンシェヌ」の前日譚。読み切り短編です。 「生まれながらに絶大な魔力を持って生まれた少女。魔力を制御できずに暴走してしまった少女の末路は……。」 シリアス路…

ある日、森の中でぬいぐるみに出会った。ボロボロで呪われたぬいぐるみに……

とある世界での、とある古本屋でのお話。

『本屋あやかし堂』はちょっと不思議な本屋さん。 新入社員研修を覗いてみましょう！

ある日、知らない本屋を見つけた。 お店の人もその本屋がいつあるか知らないらしい。 でも、そこに並べられた本の著者には見覚えがある…… 『KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリ…

時は平成元年。フリーランスのカメラマン中野飛駒は地元の写真館の仕事もやっている。 神社の参道沿いにある写真館には、ときどき幽霊が出るのだとか。

儀仗。それは、軍人が銃を以て相手に敬意を示す方法。 特に、高官や国家元首クラスの賓客には、「栄誉礼」が行われる。 それは、絶対失敗してはならない。賓客たちの「名誉」を守護するため…

福田伸介は、三十三歳でありながら無職を貫くクズ野郎。 両親に迷惑かけっぱなし、社会貢献なんてこれっぽっちもしない伸介に、ついに神が怒った。 ある朝起きたとき、伸介は小人になって…

　兄貴の恋人。兄貴の奥さん。俺のずっと、好きな人。 　二年前のあの日も、兄貴の葬儀をした今日も、君は優しくて、残酷だ。 　だから俺の「好き」は、君と吸うタバコのように、永遠にくす…

ぼくは、フランシス公爵家家長、ビンセント。 齢（よわい）0歳。 父は、ぼくが生まれる前に亡くなった。 母上のローラは、若く美しい、王家の元お姫様。 ぼくをひとりで一生懸命…

百合です。