「最後の夏」を含む小説

中学最後の夏を過ごす少女、秋月雪菜にはある悩み事があった。 誰にも言えず、誰にも相談できない悩みを抱えた彼女が誰にも届かない悩みを抱えた人達の思いを届けるちょっと変わった物語。

夏休みが後一日で始まろうとする日、 僕は好きな人に告白する事を決める。 本当は不安で、もしもの事を考えたら恐くて逃げだしたい。 だけど高校最後の夏を君と一緒に過ごしたいから…

走ることが好き。その気持ちだけを信じて陸上を続けてきた。あんなに弱かったのに、少しずつ報われてきた。青春を3000mにかける女子高校生の最後の夏が消えた。インターハイの中止は、高…

バスケットボールで活躍する憧れの五歳年上の人。その人と私の身長差は20㎝。 女の子同士だけど大好きなあなた。 大好きなあなたに届くため、私は真似して何度も何度もシュートを練習す…

※昨今のコロナ禍を思わせる描写があります。不謹慎、不快と思われる可能性がございますのでご注意ください。 僕はばーちゃんとふたり、この島に暮らしている。 生まれてからこの方、一度…

窓の外、青い空 教室の窓から流れ込んだ夏が 僕らのことを急かし始めている。 嗚呼、最後の夏。高三の夏が始まる。 短編夏物語を随時追加していきます。

俺は友達とバスケットボール部に入部した。そいつはとっとと消えたが、俺はどうしても試合に出るまではやめられないと思った。最後の試合会場へ始発で向かう。そこから始まる、ちょっとした青…

いざとなれば逃げますので、よろしくおねがいします

高校3年生の夏。 やってくる、最後の夏。 「スポーツしてる人は、キラキラしてるなあ。」 なんて思ってしまう美術部の奈々は、 最後の夏を前に何か引け目のようなものを感じてしま…

隣に越してきた男の顔を見て、去年の夏に起こったある出来事を思い出す真山。 飲み友の家にいつの間にか上がり込んでいた、見知らぬ少女。 彼女の足は、どんなに目を凝らしても見ることは叶…

「ねえ、覚えてる…？」 夜霧舞葉（やぎり まいは）と過ごす最後の夏祭り。 彼女は僕にそう問いかける。 大学三年生の七月。 夏江景太（なつえ けいた）は幼馴染みである舞葉と、今…

2020夏、それは太陽の気まぐれで決まった、僕たちの最期の夏 僕は美希と最期の夏の最期の時を迎えることにしたんだ

とある大学の農業サークルに所属する明美と隆則は、とある事情から朝にやるはずの農作物への水やりを昼間に行うハメになった。暑さにイラつく明美は隆則に文句たらたらであったが……？ …

夏の日差しが指し込む、ある日。 僕は、夏野と一緒に、山奥にある神社を探していた。どうやら、彼女によると、その神社にいけば、どんな願い事も叶えてくれるらしいのだが、どうも胡散臭い…

　学園もの短編、野球部もの。 　高校最後の夏、一回戦で強豪校と当たった弱小校、善戦むなしく敗れる直前。本気でやってきたわけじゃない、それでも悔しい、そんな彼らに最後に起きた、確か…

「私」が転校する前の、最後の夏祭りを回想する

高校生の似鳥和哉は河川敷で横たわる小坂結衣の死体を見つける。特別な関りがあったわけではない、会話だって手で数えられる程度しかしたことがない。しかし彼は彼女に恋心を抱いていた。唐突…

彼らについて語れることは何もない。 彼らにとっては懐かしいだけの、夏の記憶。

０歳児と一緒に、福島県郡山市で開催されている「みちのくコミティア」という同人誌即売会（7/14開催）に遠征参加することにしたので、備忘録がてらに、日記を書こうかなと思います。 ち…

　最後の夏、約束の海 　待っている、待っていた 　ずっと、ずっと―― （※イジメに関する描写があります。苦手な方はご注意ください） 〔2019/11/17〕海斗視点（全３話/…