「ペン」を含む小説

トラックにはねられそうになった同級生の女子を助けて瀕死の重傷を負った少年・八神コウスケは異世界に転生することなく、とある民間軍事警備会社の研究施設で口も鼻も無い特撮やロボットアニ…

──てっきり、知らないうちに自分から死んだものかと。 日々膨大な仕事に追われ、そのくせ金もなく、男は朦朧とした意識のまま歩いていた。そこに差し込む一筋のオレンジ色。引き寄せられ…

気合を入れてやってきた受験会場。高校は良い所に行って人生を豊かにするんだと意気込んでいたが、始まったのは殺し屋同士の殺し合い。剣や銃を持っている奴らに囲まれながら机の上にはペンと…

ある日、売れない新人漫画家の「私」の手首に、生き物のタコが現れた。 描かないといけないのに、タコが邪魔して漫画を描けなくなってしまい一。 シュールな短編小説。

　乃上有（のがみゆう）　蜜柑（みかん）は坂野傘（さかのかさ）高校に通っており、今事記部（こんじきぶ）、通称こんぶと呼ばれる部活の部長をしている高校2年の女子高生である。 　社交的…

遅筆の自分への戒めとトレーニングとして三題噺を書きます。 お題は自主企画から拝借したり。 毎日更新はできる気がしませんが、なるべく早めの更新頑張ります。

ーー剣術に憧れが、あった。 初めて木刀を握ったころから、初めて振ったころから。 小学生の最強談義、その延長戦を剣に夢見た。 しかし現実は非情。この世で剣などペンより弱し。 ゆえ…

悪いことをしたら報いがある。そうはいうけれど、あの人幸せそうですが？ あの人は、いつも周りをも味方につける話術で主人公からいろいろなものを奪ってきた。 「私のものは私のもの、あな…

偏屈な少女、牧原ユイが僕にペンを渡した話。

僕はあるブツを手に入れた。 名前を書いただけで幸せになれるという、実に怪しげなペンである。 ドクロを模ったキャップを外すと、不気味な芯が左右にうねっていた。 まるで悪魔の手招きで…

　彼女はちょくちょく僕に合いに来る。 　困ったことに彼女はそういう質なのだ。不幸属性というか、引き合うというか。しかし彼女はそんな不幸をいちいちその紙とペンでもって絵や文字に変…

シャーペン×恋 そのシャーペンは使い主に恋をしてしまった！？ 恋のきっかけは一目惚れなのに、絶対に結ばれることがない新しい恋の物語

『消えるシャーペン』『見かけた少年』 など、日常に起こりうるけど起こりえないかもしれない怪奇を集めた短編集。

現代の(オタクな)日本人として生きた記憶を持つ、とある貴族家のご令嬢、ユリティーエ。訳あってペンの力で未来を切り拓こうとする少女と、そんな彼女に見出だされ(てしまっ)た一人の黒髪…

きれいなノートやきれいなペンが好きです そして、文字や絵をうめていくことも

幼い頃に事故に遭った日から、他人の数分先の未来を視る能力を得た牧村　優莉(まきむら　ゆうり)。 その力のせいで、彼女は自身の周りに起きる不幸が見えるようになってしまい、その結末も…

長く続いた種族間の不干渉により、お互いのことを『そういうのがいるんだよねー』くらいにしか理解していない国が五つも存在するとある世界のとある大陸。 各国が小さいうちはなんてことがな…

暴風雨が来る朝、喫茶店の窓の外に一匹の蜘蛛が降りて来た。その行方を目で追いながら、過去を上書きできたらと思う。

マジックライトペン 紫外線で蛍光を発する透明な蛍光ペン