「ふた」を含む小説

秀才佳乃と天然花乃、双子の恋のお話・後編。 ドラマや少女漫画に憧れながらも、「恋」を知らずに育った花乃。そんな彼女の前に颯爽と現れた憧れの王子様。だがその正体は、あろうことか二重…

けものフレンズぱびりおんをテーマにした、ほのぼの二次創作です。 主に、本家けもトークから繋がるお話”あふたー”と、完全創作のお話”おりじなる”を投稿していく予定です。 ぱ…

人の国へ外交に出ていた竜の国の皇子・イグザスは休憩で立ち寄った湖である少女に出会う。その少女は竜の国の奴隷商人に売られたアウニと名乗った。赤い瞳と銀の髪を持つその少女にどこか懐か…

―何も分からぬ子羊のふりをして、子供は大人を欺くのだ― 平凡な中学生、佐藤は(内申点稼ぎのため) 老人ホームへのボランティアに参加した。 が、手違いで児童養護施設の雑用に。しか…

　「グロが苦手という人間がいるけど、グロテスクという言葉は何も流血表現のことだけを指しているわけじゃないんだよ。本来は、嫌悪しながらも共感、悲劇に組み込まれた喜劇、聖域を犯す穢れ…

天然ツン男子・梨木 史哉 (なしき ふみや) × ガサツ女子・秦谷 夏海 (はたや なつみ)　周りから見たら丸わかりなのに空回る両片想い同級生の会話小説。twitterで時々連載…

＜あらすじ＞ 　5年前に季節が『夏で止まってしまった島』、夏峰島。 　その島は本州を繋ぐ夏峰橋を境にはっきりと季節が別れている。 　そんな奇怪な島の名家である上根家。 　学生なが…

ふとした一言が、妻のスランプを救う。そして、萌え～に。 ☆ちっぱいエルフの可愛い日常。 ☆小生大ちっぱい。 ☆ちっぱくてぷるぷるできないの。 妻：ネココ 夫：イヌコ

山奥の古い家で暮らす、人外の青年と、もと人間の少女。 遠野物語なんかに触れつつ、日常を噛み締めるふたりの小さなお話。異種婚譚です。 「ふたごもりの家」の後日談になりますが、これだ…

　板倉遼太と李杏は、ふたごの兄妹。小さな頃から仲良しで、同じ部屋で生活をしている。 　最近、遼太の身長が伸び始めたり、李杏の身体付きが丸みを帯びて来たのを、何故かふたりは気にしす…

「私はお兄ちゃんが好き。あらゆる心理（真理）を引っくり返す、お兄ちゃんが好き」 精神科医の母を持つ女子高生・湯島泪(ゆしまルイ)は、双子の兄・涙(ナミダ)を慕うブラザー・コン…

受験シーズン真っ只中、天文部唯一の部員・佐々木は、顧問の七嶺にふたご座流星群を見ないかと誘いを受けた。 夜天にかがやく星々をみながら、七峰は言った。 「知ってるか。流れ星ってな…

進学校に通う高３の佳乃は、進級早々、転校生・拓也に首席を奪われる。それ以来二人はなにかと張り合い、双子の姉や拓也の親友も巻き込んで賑やかな日々を送るようになるが、彼には何か秘密が…

オレは、空の星たちがいっせいに息を吹き返すこの瞬間が、いっとう好きだ。 今日は待ちに待ったふたご座流星群の日。 りゅう兄の隣で見上げる星空は、やっぱり世界で一番楽しい。 この…

　毎晩、異世界へと転移する高校生「朋　晶（ふたつき　みつひ」は、最愛の女性である「澪（みお）」が殺されたことで絶望していた。 　自分が住む世界も、異世界も、意味のない世界だと切り…

彼女には持病がある。 その名も「フタクチ病」。 普段はその姿すら見せないが、特定の「条件」が揃うと発病する。 それは…後頭部に「第２の口」が現れるのだ。 これは、…

かつて読んで気に入った入れ替わり作品について書いてみます。 取り上げるのは、「あばよ、明日の由紀！」（光瀬龍）、「事故の結末」（岬兄悟）、「猫は頭にきた」（式貴士）、『オレの愛す…

　過去に書いたいろいろな短編をまとめてみました。 　長編小説を読む前の「お試し」としていかがでせう？ ○お品書き 　ひとふり目：恋愛保存法（ジャンル：ホラー　2017.8.1…

騎士にとって剣とはただの武器ではなく、仕えるべき主への忠誠を示す証。 ただひとりの主君へ捧げる、永遠の忠義。 それを示すものが、騎士の剣。 ゆえに、ふた振りをもって騎士を名乗るは…