「なんでもあり」を含む小説

お分かりいただけるだろうか、俺はたかだか徒歩二十分のスーパーにたどり着くまでに、アジの干物になってしまいそうなのである。これは比喩でもなんでもない。俺は今干物になりつつある。 ―…

何気ない日々、代わり映えのない風景、折り重なっただけの無意味な時間。 そこになにかを見出したような、そうでないような。 ちょっと面白かったり、切なかったり、ぎょっとしたことを思い…

「俺は勇者じゃない」 　賢明なる読者の皆様に、しょっぱな、申し開きをさせていただく。 　これは、転生した少年が勇者となり魔王を倒し、世界を平和にする物語―――ではない。 　…

　時は現代。 　人気ＶＲソーシャルゲーム「The Universe」にのめりこむ主人公・姫騎士ルミナは、剣の姿でゲームをプレイする少し変わったプレイヤー・セイバー夫人と出会った…

この小説は、トイレで読む、トイレのためのトイレ小説です。 トイレでする小さいのと大きいのに合わせて、1分程度で読める小さいお話と5分程度で読める大きいお話が詰まっている短編集です…

催馬楽京平（さいばらきょうへい）という男は、とある鏡でもって異界と現世での一日を繰り返すことになる、そこで行われる仕事は現世側の日本人と そうではない現地人ーーしきたり、妖怪、…

突如現れた恋のライバル「後輩」。 好きな人をめぐって、試練に挑むことに。 だが、彼は特殊な嗜好を持っていて......？ 全てに気づいた頃には、もう遅い！ なんでもありのクッキン…

主人公である隅野 光正（すみの こうせい）は交通事故により異世界転生してしまう。 しかし転生先の最高神がマイナーだったため「最高神を布教」するという難題を引き受けなければならなか…

地獄の姫である「暁の娘」ことメフィストフェレスはひょんなことから天界と地獄の命運を賭けて神と勝負をすることになる。それは、純粋無垢な魂を持つ中年男「源田ハジメ」の魂を地獄に落とせ…

怪物が存在する世界、そこではモンスター達をカード化して従えることが出来る。 所有するカードの強さが、その人の地位を確立する、そんな世界に生まれた主人公のシュン。 彼の両親は、…

ガチャ更新。 それは全ての廃課金者さんにとって、希望と絶望の取捨選択を否応なく迫る言葉。 今日実装されたのはなんでもありのチート武器。 とある廃課金者さんもその例に漏れず、希…

※同作者の完結済み作品『超絶美少女と同居することになったけれど、恋愛恐怖症の俺はきっと大丈夫』の番外編を投稿していきます。本編を読んでから読むことを強くお勧めします。 http…

それは夢か、現実か。その夢を見ているのは、誰なのか。（※完成度低め） 夢で見たこと見てないこと、あることないことをだらだらと書きつづっただけの短編集です。その実、ただの筆者の息抜…

日常に起こりがちなことを（起こりがちでもないことも）描いています。 オムニバス形式というか、シリーズごとにテキトーに話が進んだり進まなかったりします。 読み味もだいぶ異なるので気…

ドキュメンタリー。日記。個性的ワールド。はまれば、とまらない。抜け出せない。 生霊にかんする記述。なんでも　あり。

日笠ヒマリ（ひかさ・）は、この街を縄張りとする吸血鬼である。 定期的に人間の血を吸わないといけないのと、運動神経が優れていることを除くとあまり吸血鬼らしくない、今どきの女の子だ。…

つよくてかわいいしろくまさん。今日はいったい何屋さんをやっているのでしょう？ 短編、掌編、詩、なんでもありの、しろくまつめあわせ。

薄暗い路地の奥。そこに一軒の喫茶店が佇んでいた。 その店の古めかしい雰囲気と、一杯のコーヒーを求めて訪れる人間は、九割常連。新規の顔はまず見ることはない。 そんな店にたまにやって…

なんとなく気になったのを適当にどうぞ。順番やらなんやらありません。 全部100文字程度ですので、食べ放題の漬け物みたいな感覚でちょっとつまんでってくださいな。

魔力至上主義の異世界に聖女召喚されたものの、シズルは何の力も持たない「只人」だった。城から放り出された先の辺境伯のジークハルトと交渉の末、居場所は確保したものの、次から次へと厄介…