「おやき」を含む小説

大人だから弱音を吐かない。大人だから我慢する。大人だから・・・みんなそうだから・・・ 働くようになって、そんな考え方が当たり前だった〇十年… 最近、それがメンタルにきていたのに…

おや？ここにお客さんが来るのは初めてです。 折角なのでお話聞いていって下さい。 （512-については固定ツイート参照：https://twitter.com/512AMP312）

ティアデリア王国、医学と自立人形の文化が発展した国。 その国の中枢を担うと言っても過言ではない「王宮人形師」オルストマトフ・シュギルラン、彼の作品であり人間と同じような感情や思考…

生きている人間のほうが、定着しやすい。 死んだ人間の顔は、すぐぼろぼろになる。 生き生きとした死体は……でもまあ死体だから、そう長くは持たない。 おや、“俺”も、もう剥がれてしま…

ようこそおいで下さいました。 ここは骨董屋、骨董屋「むかしむかし」でございます。 貴方様の家に眠っているお宝を私、黒須炎真が鑑定いたします。 ……おや？お客様、どうやらお宝を持っ…

「不純異性交友には厳しいくせに、女子高生が二人で手を繋いでいたとしても何も咎められないのよ」 「……繋ぐの？」 「まさか」 　自分は彼女の代役で、彼女は自分の現実逃避。 　そう…

おやおや、ようこそおいで下さいました。まずは歓迎の印にホットミルクをどうぞ。 ここが何処か、よく分かっていないような顔ですね。この場所は、私が見た夢を集めた場所にございます。 た…

ヒキコモリの主人公は、断絶を嫌いながら、毎日を謳歌していた。 あるゲームに勝利した瞬間、彼はすべての真理に触れる。 忌まわしく、冒涜的な、この世の姿に── TickTack　T…

…おや、珍しいですね。こんなところにヒトが来るとは… 何年ぶり…いえ何100年ぶりでしょう。私に何か御用でしょうか？ ふふ、なんて、そんなことありませんよね。あなたはただここに迷…

薬局でご主人様と一緒に暮らしている犬のトコ。 彼女が拾ってきた赤ちゃんは、犬でなく猫だった。 僕の中ではかなり珍しい話。魔法使いも超能力者もモンスターも宇宙人も超科学の産物も登…

おやおや、あそこにいるのは遭難しかけた男女二人組。 しょうがない。コースに取り残されたなら下まで案内してやろう。 (三人目視点です)

小説の書き出しってとっても迷いませんか？ 情景描写からいくべきか、登場人物に喋らせるか、はたまた思い突っ切り奇をてらうか。 そして、それをその後の話にどう繋げるか考えたら、私は…

トラックの助手席から吹き飛ばされて死亡した少女は女神のいる部屋でゴネ続け、チート勇者として転生することを約束させる。能力も転生先も決まり、「さあ、行くわよ」というところで事件が発…

拓馬（たくま）と一穂（いちほ） 同じ大学の違う学部に通うふたりは仲よしカップル。 海で育った一穂はちょっと変わり者だけど、 山で育った和馬はそんな彼女が大好きで、 それぞれの…

五、七、五、七、七。 三十一音の自由を遊んでいるだけの場所です。 セオリーは基本的に無視です。 おや短歌、と物珍しそうに覗いてもらえますように。 短歌と俳句と川柳の違いがわから…

いらっしゃい こんなところへ来るなんてね せっかくだ 大切な思いに向き合って あたしの淹れたコーヒーでもどうだい――――

「やあよく来てくれた、まあまずは座って、お茶でもどうかな。おや、それは残念、では今日は軽めに話す事にしよう。とはいえ、私のこんな独り言にいつまでも付き合うとは、君は余程の暇人らし…

わたしは母が好きではなかった。ぶっきらぼうだし笑わないし、わたしに毎日愚痴を聞かせてくるから。 だけどある出来事をきっかけに、わたしは母の本当の想いを知ることになる……。

故郷の静岡から東京都下の一軒家に引っ越してきた三姉妹、安藤真理、安藤舞、安藤まる。 　去年たった一人の肉親である父親を亡くした三姉妹は、同じ学園の大学、高等部、中等部への進学を控…

年末に孤島の洋館で開かれたパーティー。そこで起こった殺人事件。それを、客の中に居た探偵が鮮やかに解決――と言う様子を観客気分で脇から見ていたニートのお嬢様、黒田茜とそのメイドの真…