「えもいわれぬ……？」を含む小説

　親友、沙織の結婚式に出席するため、カメラマンの愛は高卒後十年ぶりに、東京からふるさと北海道東の港町に帰省した。寿司店の次男、健太だった高校生2年生の時、自分は女性だとカミングア…

昔から、可愛いものが好きだった。スカートが好きだった。おままごとが好きだった。お姫様のような煌びやかなドレスに憧れた。可愛いは最高の褒め言葉だった。 だけど別に、女の子になりたい…

ある日学校の授業中教室全体が眩い光に包まれた。目を開けると目の前には王冠を被った老人が玉座に座っていた。 国王と呼ばれる老人は異世界転移に来た約30名に 「魔王を倒してはくれない…

成績は5位以内は絶対に取る俺。 そのため「天才」と呼ばれてるんだ。 でもある日登校したら3人に対して、身に覚えのない「告白」したことになっていた つまり俺は「女誑し」らしい…

去年の6月までは楽しくて、なんかみんな悪口や、負の感情だらけ。1年半位かな？ 今は笑顔。誰も誰かと比べたり、悪口はないね。あれば本人に言うし、仲裁もするし。最後は笑顔 快晴の空っ…

※こちらの作品は、拙作『彼女の瞳に映る蒼、あるいは紺色の空』の原作です。 都内の女子中学で教師をしている原田 美雨(みう)。 25歳の日々は、決して華やかなものではない。 それ…

外れスキルを授かったイヴァン 「お前はもう不要だ」といわれて追放されたが新たなスキルの使い方でパーティ集めて無双する⁉ みんな大好き追放系です。 ぜひ気軽に読んでいってくだ…

　阿澄家に伝わる『きょう読み』の力。今日と凶。両方の力を同時に持つことはないといわれていたのだが――。 　夢月七海さんの自主企画、同題異話・十一月号『きょうを読むひと』に参加さ…

影ながら処刑されてしまうといわれている御令嬢に、一目惚れしていた主人公。そんな主人公が格子越しに、令嬢へと語りかける。

僕、和泉春色の通う学校に赴任してきた幼馴染のお姉さん。そのお姉さんに半強制的に入らされたのは漫研で… しかしそれは一般的な漫研ではなく「漫画に出てきそうな奴らを集めて研究観察する…

童話を書いてみました。優しい森の神様が世界を転々とし、最後に日本に落ち着くという話です。ちょっと説教臭いかもしれませんが、読んでいただいて日本の自然に興味を持ってもらえたらと思い…

日常でも具体的なことを何一ついわれなくてもなんとなく察することがある。

角川武蔵野文学賞、参加にむけたページです。 この作品は掌篇集「灰と煙と」の収録作品です。 いじめっ子といじめられっ子。それを容認するその他大勢と、容認しない《わたし》。彼らの葛…

珍しい職業を扱った小説という企画がありましたので、応募してみました。和裁屋という職業は珍しいのでしょうか？ 今でこそ、かわいいといわれている銘仙ですが、偏見の強い着物であることは…

異世界に神隠しに遭い、そのまま10年以上過ごした主人公、北城辰也はある日突然パーティーメンバーから『盾しか能がないおっさんは使えない』という理由で突然解雇されてしまう。勝手に冒険…

昔、ある土地で人に悪さをする龍がいた。 龍は嵐と雨を呼び、その地の人々を苦しめていた。 嵐で家は壊れ、大雨で畑は流され、長い雨天で病に罹る者が続出した。 人々が困り果てたそのと…

体型は細すぎず太すぎずなのに、顔だけ凡人以下の私紅茉耶“くれない　まや”。目は糸目で眉は薄く唇も薄い日本人の典型的な顔をしていた私は彼氏いない歴＝年齢。30代まではこんな私でも好…

現在の日本─。 働かないものは等しく屑だといわれてしまいがちなこの現代。 しかしそれでも働かずにゲームだけをして生きていきたいと願うクソニートがいる。 それが私だ。名前？そんなも…

失われた30年といわれた日本経済が、崩壊し始めた。世界の外交も、人権侵害、特に、ジェンダー差別に対する企業倫理が中心に周り始めた。日本は、経済でも、外交でも行き詰った。女性を中心…

魔王の前世を持つ鏡 遠魔（かがみ とおま）23歳はニートだ。そして出不精である。 両親に働けといわれても働かず、可愛い妹に言われても落ち込んで一週間眠れなくなる程度だ。 そんな一…