≪原作≫≪こちらは未完。更新ストップ≫私の珊瑚と花紺青

※こちらの作品は、拙作『彼女の瞳に映る蒼、あるいは紺色の空』の原作です。

都内の女子中学で教師をしている原田 美雨(みう)。
25歳の日々は、決して華やかなものではない。
それでも、担任を任されるようになったり、ほんわかとした性格の彼氏に結婚を匂わされるようになったり、とそれなりに充実した毎日を送っていた。

ある日の夜、校内の見回りをしていた美雨は、屋上に佇む人影を見る。

それが、かつての同級生・永野 春子(はるこ)だと気づいたとき、すべてが始まったのだ。

――これは、25歳の女性二人の、大人の友情・青春物語。

「そうだよ、私たち、最初から幸せになることしかあり得なかったんだよ」

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