概要
人にたすけてもらうにも勇気が必要なのだと、今はじめて実感した
阿澄家に伝わる『きょう読み』の力。今日と凶。両方の力を同時に持つことはないといわれていたのだが――。
夢月七海さんの自主企画、同題異話・十一月号『きょうを読むひと』に参加させていただきました。
https://kakuyomu.jp/user_events/16816700428551740853
夢月七海さんの自主企画、同題異話・十一月号『きょうを読むひと』に参加させていただきました。
https://kakuyomu.jp/user_events/16816700428551740853
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!続編希望。引き込まれる設定と可愛らしいキャラクター
主人公、日登世(ひとせ)ちゃんの家系は、呪いの力が宿る子が生まれることのあるという変わった家系。それが「きょう読みの巫女」です。
その呪いの力は決して便利な能力でも、良い能力でもありません。日登世ちゃんはこの能力に目覚めてからショックでひどく落ち込んでしまいます。
そこへ、幼馴染の燿くん。明るい性格で、呪いに悩む日登世ちゃんに苦しんで欲しくなくて、とある提案をします。
本作は8,000文字程度の分量なので、これ以上はレビューできません。もう、読んでください。引き込まれます。
呪いという、魅力的な設定。可愛らしく、見ていてニヤニヤしてくるふたりの掛け合い。
必見です。続編、長編化、シリ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!大切なのは誰かを信じる気持ち
人は誰しも悩みを抱えているもの。
しかし大抵の場合その悩みは心の底へ封印され、一人で抱えながら孤独に生きていく事となります。でも、それじゃあ何も始まらないし、解決はしません。
まずは誰かを信じて訴えてみることから全てが始まるのでしょう。
手を差し伸べるなんて失礼に値するのではないか?
自分なんかが大きなお世話なのではないだろうか?
助ける側だってそう悩んでいるのかもしれません。
変化は訴えることで生じるもの。
一つずつ積み上げた信頼の先に絆は芽吹くものなのですから。
まぁ現実なら「まずは役所。その為に税金を払っているんだからね」と言う所ですが。その役人を説得するのにも知恵がいるのだから難…続きを読む