異世界に転生したら絶対勝ち組になってやるって決めてたのにどうしてこうなった!?
こまねこ
早速、転生やっちゃいますか!
現代の日本。
それがどういう世界なのかなんてどうでもいいことだ。
ただ一つだけ述べるとするならば・・
家にいながら働きもせず、親の脛を噛りまくり、
甘い蜜しか吸いたがらず、そのくせちょっとした難題に引っかかると嫌がって逃げ出す・・・
そう、私だ。職業はクソニートだ。
言わずもがな、社会不適合者だ。
名前?そんなものどうだっていいじゃないか。
どうせこのクソのような人格もクソのような人生も今日この時をもっておさらばするのだから。
親には見放され、兄弟はいない。
親はもう働けとすら言わなくなった。
働けばいいのだろうが、それも嫌だ。
働くという行動は私自身を鬱々とさせてくるに違いないし、
何より今からどうしたらいいのかなんてわからない。
小中高とずっと人と会話することを避けてきた私がいまさら社会に溶け込むだなんてどうしろというのだろう。
無理に決まっている。
それに、この人生をさくっと終わらせて、次の人生にレッツらゴーしたら、きっと異世界でそこで私は俺TUEEEな展開になって美女ハーレム結成でウハウハヒャッハーな快適最強ライフが待ってるはずなんだから!
だってそうでしょ?どの異世界転生もそうじゃない?
みんな男の人がそうなってるみたいだけど、女がそうなったっておかしくないでしょ?
神様が男色家じゃない限り。
さ、さくっと転生しちゃいましょう。
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