「見たくない 短編」を含む小説

ある夜に心霊番組を見ていた私と友達の話。

下町の団地に住む「僕」と、山下清に憧れて花火を作っている、ちょっと変わった近所のおじさんとの話。 玉鬘菖蒲アンソロジー『再会〈リユニオン〉』に収録した「両国の花火」を加筆修正し…

「第5話　おともだち」を更新しました。 以前書いた「もうひとりの私」の別な話から始まる奇妙な出来事。 みんなが「見た」というもうひとりの私と「それ」は果たして同じものなのだろう…

八乙女伊緒楽が食事をしているところは、だれも見たことがないらしい。 『ゴミ捨て場』でゴミを拾って暮らす少女が、世界を守る魔法使いの秘密を探って追いかけまわす話です。

年度末、年度頭、忙しいですよね。ところにより書類雪崩注意報が出ます。 桜も満開なら書類も満杯ってね。 上手くもない洒落のついでに、僕の話を聞いていってくださいよ。 端から見たら下…

大学の冬休み前。普段明るいトモが憔悴しきっていることが心配になった。 俺は思わずレポートを口実にトモの家に泊まりたいと頼むと、大晦日に来るよう言われる。 当日、トモの部屋でレポー…

　ある日、須藤拓は、電車で痴漢にあっていた美少女を助ける。その美少女は、拓が”2番目”に推しているVTuberの中の人だった。 　そのVTuberの動画を見ていたスマホを本人に目…

様々な物語を紡いできた少年少女たちのその先や、別時空で繰り広げられるほんの少しの小話。 少年が大好きな恋人たちとイチャイチャラブラブするだけのお話を覗き見してみませんか？ …

ある日、主人公の望月翔は見てしまった。 「鏡よ鏡、この世で一番美しいのは誰？」 そんなことを鏡に向かっておっしゃる学園トップの毒舌美少女に。 無視すれば良かったものの、翔は…

「兄貴ー！　見てるー？　何か俺、車に轢かれて死んじゃったんだけど、神様が面白かったからって理由で転生？　させてくれたんだよ！　聞いて驚け！　ここは異世界だ！」俺の弟はバカだった。…

阿久津茉莉花は、本来であれば私なんかが近づける存在ではないのだ。 ダークブラウンに染めたさらさらのストレートヘア。薄くメイクをしているが、スッと通った鼻筋とぱっちりと大きな目、…

高校生の夏。部活動に悩む主人公「私」は、ある日不思議な青年「榊」と出会う。その日の夜、満月の下、「私」は、世界の不思議を覗き見た。 第三回高校生のための小説甲子園に応募した作品で…

【友紀シリーズ 第2章】 第1章はこちら👇 https://kakuyomu.jp/works/16817330652606546824 イメージ画↓↓↓ https://k…

　最初に説明しないといけない事がある――。 それは、この物語で出てくる『卜』は、漢字で記し、音読みでは「ボク」と読む。そもそも、昔の中国ではカメの甲羅を火で炙り、割れた亀裂の…

　そう。僕は魔王によって製造された岩石生体爆弾兵器。 　ボムロック試作強化型。 　その失敗作だ。 　ルマルの村で “聖なる柱”として崇められていた巨大なクリスタル柱が、魔王の…

　人生代理人。子供を早く失くしてしまった親のために作られたプログラム。死んだ子供そっくりのレプリカを作成し、今まで通りの生活を送らせると言ったものだ。 　凛は自分の恋人の沙紀を亡…

ある日夢を見た。 鮮明で今でも覚えている。 あれは本当に夢なのだろうか？

あの男には子孫がいた！？ 男の血を引くその人物もまた、笛の音で多くの者の心を奪う。 果たして、男が見ている世界の事実とは…