「現代・日常」を含む小説

人より少し冷めている美波。でもごく普通の女子大学生である。そんな美波が、ある日突然出会った男性に夢中になる。でもその人は好きになってはいけない人だった。「好き」の言葉を口にするこ…

短い話ばかり、繋がりはありません。

タクシー運転手の杉山は、ある夜1人の客を乗せる。その人は何か良い事があったようで…。

ある一人の青年に、友人が出来た。雨の降る一日の出来事を綴った短編。

その日は夕焼けが綺麗で、体調もいい。だから公園へ出かけようと思った。

ずっと一人で回してきた職場でできた念願の後輩は、黒髪の黒縁眼鏡。そんな後輩に「魅力的です」なんて言われて振り回されながらも、「私」が愛する夫を手に入れるまでの日常とその呟き。 …

大学生の青年が一人、墓の前に立つ。 彼は明治生まれの曽祖母、戦中に少女時代を駆け抜けた祖母を想う。 二人との時間を、二人が過ごした過去を思い、その喪失感に苛まれながらただ時の流れ…

高校2年の夏ーーーー甘酸っぱい青春に皆が酔いしれる、そんな時分。 多弁な落ちこぼれ高校生、一樹。 完璧美人な毒舌女子高生、千歳。 凸凹幼馴染2人が織りなす、くだらなくもしょうもな…

入社した会社で一目ぼれした先輩社員に必死の思いで告白し、念願かなって付き合い始めた菜々美。しかし初めてのデートに向かう途中、車にひかれて命を落としてしまった。同じ事故で死んだ男も…

三度の飯より本が好き、人付きあいを親の仇のごとく嫌う少女、門脇ゆみりの習慣は隣町の図書館へ通うことだった。 夏休みに入り、一人図書館での読書を満喫しようとするゆみりのもとに、突然…

　『ヒーロー』に憧れ続けている正部善之助は運命的な出会いを果たす。憑喪神に襲われている少女を助けようと無謀にも飛び込んだ結果、彼女勝瀬耶依の能力で夢見た『ヒーロー』に変身させられ…

とある高校、一学年240人 一クラス40人 そんな高校の1年◇組に集まった5人の女子。 毎日違う主人公の目線から話が展開されていく日常ストーリー。 出席番号 1番 雨湖ゆり……

──これは今から十年ほど前、僕が大学生だった頃の話だ。 予め断っておくと、この話は僕が何かを成し遂げたとか、恋が成就したとか、そういったドラマティックで、オチのある話じゃない。…

僕が渋谷のハロウィンに行く話です。

※書籍版試し読みを期間限定にて実施中です。 ●あらすじ 　東雲理子（しののめ・りこ）は、城京(じょうきょう)大学大学院に進学。専攻は哲学。修士課程での研究テーマについて図書館で…

壮大に何も始まらない。 そんなフレーズから考えました。 感想コメント、お待ちしております。

　『運命×少女』と呼ばれるソーシャルゲームが存在する。 　スマホを通じて仮想空間に存在する女の子とおしゃべりし、彼女たちの生活を手助けすることを目的としたゲームだ。 　先光灰里は…

ある日、私のスマホに謎のメールが届いた。 メールの内容を見ないと削除が出来ない。送信者のメアドを拒否しても拒否できない。 とても気味が悪いメールだった。 次の日、女子高校生の遺体…

　『僕』たちはどこか似ているかもしれないし、全然似ていないかも知れない。 　『僕』たちは悩みながら、もがきながら、何かを望み何かを諦めたりしながら生きている。 　この文はそんな『…

僕の好きな子はいじめを受けている。 多くの人から無視され日に日に憔悴していく彼女を、僕は放っておくことができなかった。 だから、彼女にとある物を渡した。 「ワタシ文庫」という栞。…