「僕は」を含む小説

題名の通りです

結構前に書いたお話です。光る鱗の味はこの話を元に作りました。

自分とトトの物語

「ねぇ、晶ちゃん。ピアノ、弾いてくんないかな？」 落葉舞う秋のある日、僕に声をかけてきたのは幼馴染みの遙花だった。 幼馴染みといっても、一緒に遊んでいたのは幼稚園の頃だけ。 高校…

『面白かったら、貴方の🥚を一個隠していきませんか？』 生まれることもできない卵の雛たち。 ５匹の殻にこもる雛は、卵の中でそれぞれ悩みを抱えていた。 一歩生まれる勇気さえもてない…

将星久人は家出を決意した日ある女性に出会い 久人は彼女と共にどこか遠い場所を目指して旅立つことになる

真っ暗な宇宙を一人で旅するシエルさんはお父さんの遺してくれた小型宇宙船に乗ってハンターというお仕事をして暮らしています。 ステーションに住んでいるお友達のリンちゃんとの遠距離通…

僕はいつも彼女を見ていた。 いや、見てるだけしかできなかった。

名古屋の専門学校に進学をした『僕』は、新しい環境での生活が始まった。ここでも個性的な友人たちに囲まれながら、夢に向かって突き進んでいく。

僕をイジメ、パワハラ、モラハラしてきたヤツの話し。

冬の季節を終わらせる春の日が来ないのは、光のない世界にとどまっているから。 明日の朝、君(光)に会えたら、冬が終わるだろうか。 いや僕はこのまま最期まで待つ。音のない静寂な世界に…

主人公 長友 真(ながとも まこと) あまり目立つタイプではないが名前の通り実は誠実でいいやつ ヒロイン 田中 美咲(たなか みさき) 明るく、元気でみんなの人気者 幼なじみ 結…

部屋から出たくない俺と、部屋から出たい蜘蛛の話 秋犬様の自主企画「5000字短編小説企画！お題は「虫」٩(ˊᗜˋ*)و♪」用の短編です。 https://kakuyomu.j…

何に対しても誰に対しても、うがった目で物事を見て頭の中でそれらを論破して悦に浸る陰キャ高校生の牛島。 「全部しょうもないし、つまんねえ」。そんな退屈な日常を送っていた牛島の前に1…

幼い頃に受けた虐待の記憶に苦しみながら生きる美青年ユースケ。ある日、彼がセックス目的の飲み会、通称「やり飲み」で手を付けた女は「処女」で彼の「ストーカー」だった。

感染した男が1人。 公的には死んでいる男だ。いや、この街にいる者は皆死んでいるのだ。 今日はならずとも、明日にはならずとも、来週には、来月には、必ず皆何も考えられない歩く死者にな…

《弟・春日幸喜は未成年であるため、未成年後見人として、橋口恭平を指定する。》 　29歳の青年・恭平は、16歳の高校生・幸喜とともに暮らしている。彼らを引きあわせたのは、幸喜の亡き…

「俺は貴様との婚約を破棄する！」 　王家主催の夜会で突如響いたその声は、僕にとって幸いでしかなかった。 　野獣に襲われ、背中に傷を負い、その恐怖で話せなくなった事から傷物の『くち…

四国の山中をひとり走っていた僕は、奇妙な生物と遭遇する。白く艶やかな皮膚に四つの瞳を持つその異形。それは一体何だったのか――現実か、精神の幻か。恐怖と謎が交錯する体験を描いた短編…