「カクヨムオンリー 青春」を含む小説

　淡い初恋とちょっとずるい恋心のお話

気温が30度を超える夏休みのある日、妹の親友である後輩が家にやって来た。 「先輩で……先輩と遊ぶために来ました！」 この小悪魔系後輩に今日も俺は振り回されるのだろう。 「…

たった５分。されど５分。それはどんなに頑張っても埋められない、私と彼との距離だった。 追いついた分、離されて……でも、それでも私は！

文芸部の部長を密かに慕う後輩は部長が告白されたという噂を聞く。いてもたってもいられないが、口頭で好意を伝えられない後輩は小説を書いては部長に見せている日々を思い出し、ある方法で想…

　彼女には誰にも言えない秘密があった。だからあの時君は――。 　気持ちを言葉にするのが苦手な僕と、思ったことを伝えられる君との青い春の物語。 　初めての恋は苦くて、辛くて、だ…

石川久夏は高校デビューに失敗。ボッチ生活の幕開けか……と思いきや、話しかけてきてくれたイケメン・双葉真司に救われる。 そのはずだった……。 久夏は知らなかった。 自分の振る舞…

真面目で委員長の日高由希と、遅刻ばかりで怪我をしていることも少なくない鷹峯弘樹。 正反対の二人は、顔を合わせればいつも喧嘩ばかり。 だが、由希は本当は鷹峯のことが好きで――。

高校生のコウタとヒナミが一本の傘をきっかけにお互いが前へ進む。

私、村瀬陽菜（はるな）には、丹波大樹（だいき）という幼なじみがいる。 彼とは生まれてからずっと一緒で、もちろん小中高も一緒。 だから、これからも、この先も、ずっと一緒だと、そう思…

【あらすじ】 　痛熱病。焼けるような痛みと熱さを伴う不治の奇病に侵された霜谷佳生は、生への絶望から荒んだ病床生活を送っていた。そんなある初夏の日、雪がちらつく病院の裏庭で、雪女の…

　幼い子どもの頃、仲良くしていた幼なじみの少女白神由美に別れる際、約束した。 「俺、強くなって絶対に迎えに行く」 　その約束を旨にずっと頑張って暮らしてきた。どんな努力だってした…

大学生の十束は、友人の青柳に誘われて秋葉原にある奇妙な喫茶店に迷い込む。 その喫茶店には千冊を超える蔵書と読書魔のウエイトレスたち、そして奇妙な客がいた。 本を中心とした彼らは都…

　これは運命に逆らおうとした僕と君のお話。 　 　一話一話はあまり長くないので、どうぞ気軽に読んでください。

私は恋がわからない。 親友は恋はいいものだと語るけど、本当にそんなにいいものなんだろうか。 私にも、恋がわかるときが来るのだろうか。 わかった時、私は……一体どうなるのかな。 …

運動もダメ。勉強もダメ。何をやってもダメな主人公の黒川カエデは、同じクラスの“正反対”な存在である篠田リミのことを妬ましく思っていた。そんなカエデとリミが偶然隣の席になったことに…

これは「普通」ではない幼いふたりの物語。 余裕もなく過ぎ去るその日々の隙間に非日常を感じて欲しい。 どんな人にだってあったはず。魔法使いになって空を飛んだり、海賊になって荒くれ…

互いが卒業を迎えた日、俺は幼少からの想い人である早紀姉ぇに三度目の告白をした。 早紀姉ぇは困った顔で首を傾けるも、お情けか気まぐれか、OKしてくれた。 高校生となった俺と大学生と…

保健室に、恋愛の神様がいるらしい。 1話完結短編

鬱屈とした毎日を過ごしている「私」。 そんな中、授業でとある数字に触れることで、見える景色が変わる……。 誰かの背中をそっと押す、小さな小さな計算式の話。

弥生風華は普通の女子高生だ。 ただ一点、彼女が魔法使いである点を除けば… 弥生風華の魔法は、人の想いを人の中に封じ込める封棺魔法、一度封じた想いは二度と呼び覚まされるとはない。