「虐待虐待」を含む小説

主人公は三人家族の妻であり母親だった。五歳の息子の誕生日に『息をするくらい極めて自然に』息子を絞殺した。殺人を『極めて』正常に行った母親が息子の歯を持っての旅へ。一日歯が消えるこ…

九木真奈美、22歳のフリーターだ。祖父の葬儀で田舎に帰省したら、そこには開かずの間が… 短編なので読んで見て下さいね。

これは僕が体験した学生時代の話である。 国はいったい何を考えているのか？

過度な歪んだ愛情を両親から注がれる少女と 母を亡くし両親からの愛情を知らない少年が 鏡越しで出逢い、交流していく物語。 渇望する才能。失望する実力と夢。 子どもと大人の狭間で藻…

弱者の前では、気高く、笑顔で、優しく振る舞い、悪人に対しては蛮行を好む。そんなサーリャ姫の素敵な物語。

初めての小説にて自分のオリジナルストーリーを書こうと思います。プリ小説ではまた違う他のストーリーを書いていますよければそちらもご覧ください。始めたばかりで未熟な僕ですがどうか温か…

病院――人を治す機関として作られた病院が、人を傷つける。そう云った人道を外れた病院は、昔からあった。しかし最近、その状況が悪化して「死亡退院」と称されたのは最近からである。一体、…

てんごくに行く少年の話。 *『鳥籠の魂』は天使視点での後日談となります。先に『ベランダの天使』からお読みください。

とある事情で何もかもを手放した僕が 地獄のような日々を目の当たりにしとった行動とは

区役所で働いていた一之瀬純は、ある日突然東京都知事直々の内示で新設された施設に行かされることとなった。 渋々そこの施設に行くことを決めた純は、下見も兼ねてそこの施設を見に行くこと…

　よく晴れた冬の夜に、そのうち斬り殺そうとしていた異世界人がいなくなった。 　俺が殺すはずだったのに、その肉も、その骨も、その臓腑も、それら全てを切り開いてその中に触れていいのは…

あの高い坂の上、私の手を繋ぎ、ずっと兄は家をにらんでいた――。 さとと兄が二人で暮らしだしてから、五年が経つ。 「これからは二人で生きていこう」 そう言って、兄はさとをずっと…

この文章は私自身が体験した性虐待被害についての描写があります。 フラッシュバック等の恐れがある方はご注意ください。

小学生の吉井浩人は交通事故で両親を亡くしてしまうが、残された妹を懸命に守ろうとする。 愛と憎しみの人間模様。 浩人は最期に何を願うのだろうか。 真由子の幸せとは…… 全15話…

解離性障害を抱えた私たち。でも主はもう居ない。そんな毎日に怯えながら、いつまで自分が自分でいられるのか。それを抱えながら生きていく

会社の同僚と不倫をしていた彼女は、彼の奥さんが酷い人なのだと聞いていた。 なので、彼女は彼と自分の幸せのため、『彼と別れてほしい』と、彼の奥さんへ直談判することにした。 彼の…

望まぬ子を授かったシングルマザーの雪江。 愛せない我が子との生活を終わらせるために雪江は行動を起こす。

小学6年生の少女が、いじめられ、虐待され、事件に巻き込まれていく。狂気の母親と半グレの義父、陰湿なクラスメイト、ヤクザの若頭に変質者。関わる人間がすべてクソ。少女は幸せを手にでき…

僕の着る服は全て祖母が選んだ。 僕の食事は、全て祖母の気まぐれで出された。 高校も、大学も、全部祖母に言われたところに行った。 祖母に支配されて生きてきた。 二十歳の夏、その…