「付喪神」を含む小説

会社の後輩と上手く行かないストレスを抱えたサラリーマン・森本が夜中に訪れたのは、狸のような優男の店員・福富が営む、日本茶カフェ「九十九ふくふく堂」。 おいしいお茶とおにぎりに癒や…

西暦二一二〇年。 亡くなったひいおじいちゃんの部屋をもらった小学生サニマ・リョウマは押し入れの奥に眠る一体のドラゴンの玩具をみつける。 その玩具は、バッテリーも無いのに動く……！…

社会人になったばかりの荒城利文（あらきとしふみ）は、数週間前、両親を事故で失った。 両親の死という事件からようやく現実の生活を取り戻しつつあったある日の丑三つ時、 両親の遺言に…

東京都内でOLをしている主人公の外川《とがわ》 美沙はある日、実家にいる母親より幼馴染である九鬼《くき》 直子の訃報を聞き、葬儀に参列する事で学生時代に仲の良かった友人との再会を…

物は100年この世に在り続けると、命を得て人の姿をもった付喪神となる。 付喪神統括本部とは、4つの課から構成される、付喪神が人の世界で平穏に暮らしていくための機関。 その1つ、管…

幽世(かくりよ)の住人。闇を好み、時に人を喰らうモノ。 それが、妖(あやかし)。 人間は、画鬼と呼ばれる式神の力を以て彼らを時に封じ、時に祓って、その人ならざる力を従えてきた。 …

日本神連盟東京都支部所属の付喪神（つくもがみ）は捨てられた道具に命を与える仕事を生業としていた。しかし突然、世界の神の総括であるゼウスが付喪神を訪ねてくる。そして告げられる辞令。…

女子高生が付喪神たちと一緒に戦うお話。 青葉桜は高校進学を機に自分の内気な性格を直そうと考えていた。 そんなあるとき桜の周りでふしぎなできごとが．．．？ それを皮切りに桜の運命…

沖 惣次郎、三十三歳、独身。小学二年生の女の子 日和と、今日からほのぼの二人暮らしを始めます。のはずが、引っ越した先はまさかの妖怪屋敷。お稲荷様に座敷童子や付喪神、妖怪よりも妖怪…

青年はある警備会社で働いている。 ある晩、急に派遣された美術館には”出る”と噂の幽霊画があり……。 短編です。

付喪神を育てるお母様のお話。

感情が乏しく、毎日がつまらない、生きている意味がわからない、そんな主人公が沢山の本を通して大切なものに出会う物語。 主人公、空と少し不思議な先生と真摯な万年筆と一緒にたくさんの…

夢月さん主催の自主企画、同題異話十一月号「図書館暮らし。」参加作品です。 相変わらず自宅療養の日々ですが実は前の仕事は学校図書館司書でした。 ある日中学生の文学少女が「図書室…

　探し物屋という、一見変わった店を町から町へ流れながら営む青年、九十九百環《つくもとわ》。 　彼には物に宿ると言われる、付喪神と会話ができる特殊な能力があった。 　ある日辿り着…

主人公は煙管の付喪神であり人間です。 神様同士だって恋愛したいんです。きっと。 初めまして。作者の真（しん）です。この度自分の進路をみさだめるためにこの小説…

思い浮かんだ短い不思議な話を書いています。百三十三。

夢を通じていろいろな世界に行くことができる朔利は、夢の中で一人の青年と少女に出会う。自分は付喪神だと名乗る少女から気に入られ、その宿主になってしまった朔利。しかしその付喪神、何や…

　科学が発展した現代に付喪神という非科学的な存在が現れ、世間に溶け込み始めた。そんな世界で暮らす普通の高校生水崎渚の元に付喪神のエリーゼが現れる。 　しかし付喪神化したのはなんと…

玩具の「俺」は、縫いぐるみの頼みでお局様に会いに行かされる。名前だけしか知らない相手を訪ねると、そこにいたのは美しい日本人形だった。

ファンタジー短編。 「精霊」が、使い古された人工物から、年に一度だけ現れるお祭りの夜。貧乏人の持っていたたった一枚のビタ銭から現れた、無邪気な精霊少女ビタが巻き起こす、不思議で優…