「不思議世界」を含む小説

【あなたを求める場所にお連れしましょう】 小箱に入っていたのは鍵と一枚のメモ。 鍵は必ず何処かへと導いてくれる。その行き先は―― #novelber 2021参加作品…

あらゆるものが揃い、買うことができる不思議な商店。 貴方は、ここで何を買いますか？ 物語が進むに連れて、徐々に世界の仕組みや設定が明らかになっていく、そんな作りになっています。…

ほぼ軟禁といっても過言ではない生活をおくっていた「アリス」ある日、書庫で見つけた本をきっかけに彼女は悪魔と契約してしまう。それは彼女にとって望んでいた自由、それは彼女にとって望ん…

ーー死者の弔い方にはその地の特色が強く現れる。 　異世界におけるある山岳民族と一人の流れ者のお話。 　山岳の乾燥した厳しい自然、山脈により隔絶した社会、そして長い歴史が、その…

青年が偶然にたどり着いた迷い家で、少年と出会う。 少年が口にしたのは、この世界の仕組み、そしてその崩壊。 誰がこの少年に世界の終わりを告げたのか。 そして、なぜ少年は青年に伝えた…

2021年7月分 映画に関することも、そうでないことも、徒然、不思議世界で書いてます。

世界の理によって、辿り着く死んだ後の世界。 そのうちの一つ、『水霊図書館』に一人の男がやってきた。 彼は案内人の葉月蓮から、十五人の名前が書かれた契約書を差し出され……。 ※…

　「側の世界《サイドストーリー》」が見える彼女【天見　陽《あまみよう》】 そして大学の同じサークルで彼女を知りたいと仕事を手伝う【側島《かわしま》】 それが僕の呼び名だ。 　これ…

バイク事故によって不良少女が迷い込んだのは『不思議の国のアリス』の世界によく似た黄昏の国で!?　白兎から『お茶会』の参加者を皆殺しにすれば理想の世界で目覚められると言われ、少女は…

私は奇妙な夢を見た。真っ白な世界、赤と黒の明暗。それはそれは残酷な。 その夢から目が覚めたと思ったが、起きた時間はまた夢の中のように薄暗く、身の毛もよだつ真夜中だった。家族を探し…

不思議な世界の詩です。（※重複投稿しています）

「大人と一緒に読む絵本」をイメージして作りました。 小難しい哲学書だって、 柔軟な思考の子どもが読むと、大人では思いもつかない解釈をすることがある—— 再び要請されている「お…

ノートブックを手に世界を練り歩く。 その少女は神様だった。無知な神様は、たまたま迷い込んだ男の子と旅に出る。男の子を元の居場所に帰えすため。 2人の行先にどうが幸あらんことを。

「なんで私は星になるんですか？」 「亡くなった人の魂は星になるって決まっているのさ。」 さも当たり前だという案内人の表情に、私もそういうものかとなんとなく思った。 「もちろん例外…

トラックに跳ねられた時彦は、見知らぬ場所で目を覚ます。そこは玉座の間で、どうやら自分は王様らしい。だが、周囲の人々はロボットのように同じ言動を繰り返すことしかしない。

謎の純文。読むと「わかる」という文字がゲシュタルト崩壊すること請け合い。

青春１８きっぷの旅で、山陰本線のとある駅で降りた怜子。 海辺にある、小さな神社を管理している男性に、お賽銭のコインには、光るコインがあるという話を聞く。 願い事が叶った人のコイン…

　ある日ボクは彼女に呼び止められた。

「僕たちは、曖昧な存在なんだ」 夢渡しとは、『彼ら』がいう『夢』というこの世界で彼ら自身の記憶の整理を行い、また彼らの『現実』という世界に帰っていくための旅を手伝いをするため…

とある小さな、レストランで、ウエイトレスの女が消える。 消えた女の記憶がないコックの男。 奇妙な客と刑事。 記憶修理人なる存在。 女は実在したのか？ 随分前に書いていたものを、…