「一冊の本」を含む小説

ここはユグドラシル。人や獣人、龍族や地底人など様々な種族が住まう大陸。 そんな大陸の中心、人の街《ミズガルズ》で一人の人狼が処刑された。 双子の人狼であるハティとスコルは、後に…

※『アナザーエデン　時空を超える猫』で隠れ里イトイスまで解放されているのが条件です。 それは散歩するのにぴったりな、のどかに晴れた日に、ナグシャムの街中を歩いていたアルドとエイミ…

その探偵は難解な殺人事件を解決したりしないし、迷宮入り事件の真実をつまびらかにすることもない。その探偵が求めるのはただ一つ。一冊の本だけ。

自分をフッた男に復讐を……！ 学校の図書室で手に取ったのは、明らかにあやしげな一冊の本。 オカルトに興味なんて持ったこともないJKの、初めての黒魔術。 そして、彼女の平穏な日常…

「魂ってあるのかな？」 　こんな疑問が僕を突き動かし、図書館へと向かわせた。 　そして、そこで一冊の本を見つけた。 　この後、まさかあんなことになるとは思いもしなかった。

もしも人の一生が一冊の本にたとえられるならば。 私のおばあちゃんは栞(しおり）をはさむのがとてもじょうずな人だった。 おばあちゃんにお話をねだる、あの頃の私は「しおり」の意味も「…

≪第１章≫黄昏と竜 創作者が集う街、アポロ・ポートで暮らす凸凹作家コンビ、アルバートとアルフレッド。ふたりはある一冊の本をめぐって二つの事件に巻き込まれる。果たして彼女を守るため…

主に小説として書いた作品を詩としてまとめた作品です。 もちろん、それ以外も載せています。

少年カンナが出会ったのは、人を探す一匹の妖。 何十年も待ち続ける彼が語る、ひと夏の約束とは―― これはある一冊の本が繋いだ、出会いと別れの物語。 (本と出会いアンソロジー『邂逅…

短編のミステリー処女作です。 テーマは「夏の終わり」です。ミステリーは執筆したことなかったですが、書いているのが楽しすぎて止まりませんでした。よかったら、ぜひお読みください。 …

少女「ロゼット・ヴェルクドロール」 近所の小学校へと通う彼女は夏休みを迎え、読書感想文の本を探すために図書館へと足を運んだ。 そこで『皇国物語』という一冊の本と出会い眩い光の中…

※順次多少の書き換え・修正を行っています※ 4/10現在、29話+閑話まで修正 祖父が亡くなったら不思議な本を手に入れて不老不死が賞品のバトルに参加することになって件について。ち…

　父が彼に遺したのは一冊の本だけだった。 　『己を知れ』――そうタイトルには記されていた。 　結局、彼は優秀な兄二人よりも愛されていなかったのか……。

これは、主人公エメが好きなものを追いかけてやりたいことを見つける話。 伝説の魔法使い《ソーサラー》テオドールのダンジョン探索に憧れて冒険者になった地味な村娘のエメ。 一般的な冒…

主人公の水上翔時は高校卒業後、大学へは進学しなかったが、学ぶことを止めなかった。 高校を卒業する手前、キャップを目深に被った男が、一冊の本を手渡したのがきっかけだ。 『神にな…

数ヶ月前に発生した大地震、その震源となった場所には谷と見間違う程の広さの穴が空いていた。穴の底から発掘された石で造られたと見られる棺桶からこの物語は始まります...

　世は幕末。ある日落ちこぼれの少年、坂本龍馬は一冊の本に出会う。作名は「竜馬がゆく」。己と似ても似つかぬ主人公が幕末を駆け抜ける物語は、龍馬の心を強く揺さぶる。これは龍馬が竜馬を…

代り映えしない放課後、退屈な図書委員の当番。 隣に座る相棒の女子生徒は、いつものように眉間にしわを寄せながら読書に没頭している。 そんな当たり前の日常は、一冊の本によって掻き…

【どこにでもいる異世界に憧れた高校生、鈴峰海斗は、ある日、一冊の本を手にした。その本をよく見ると、そこには「一つだけ好きな能力が手に入る本」と、書いてあった。】。それを使って、鈴…

ある日古之屋モトコの前に現れた堕天使＜オネエ＞は言った。 「アナタ、アタシのために彼氏作りなさい」と。 しかも、大事にしまっておいたゲームコラボデザインのニットワンピを着て。 （…